――デビューした年の6月21日の記憶は覚えていますか。

浅香「もちろん覚えていますよ。でも特に記念日だからと言って何かあったわけではなく、いろんなところに行って『デビューします！』とごあいさつしましたね。あとオーディションを受けに行ったり。だからデビュー日なんだけどあんまりピンとこなかったですね。『こんなもんなのかな？』って」

――1年後のデビュー記念日はいかがでした？

浅香「“浅香唯”が生まれて1年たったということで、そんなに大勢ではなかったのですが、ファンの人たちにも来てもらって、ちょっとした小さいパーティーみたいなミニライブをやったんですが、その時に初めて『デビューして1周年てすごいことなんだ』って。皆さんにお祝いしていただいた喜びは今でも忘れられません」

――続けることの大切さを1周年で知って、それを積み重ねて36回目になるんですね。

浅香「そうですね。“継続は力なり”を信じているので。必ず続けていく先には何かがあると思っているから絶対力にはなりますよね」

――継続といえば、昨年8月にインスタグラムを、今年1月にはYouTubeも始まりましたね。

浅香「はい（笑）。やっぱり普段できないことや今まで知らなかったことにチャレンジできるのは、すごい刺激があって勉強になりますね。とっても楽しいです」

――なかでも卓球対決は、ご主人様（ミュージシャンの西川貴博氏）が対戦相手に出てきて。まさか夫婦対決するとは思わなかったです（笑）。

浅香「主人とは1番多く試合をしているのに、本当に1度も勝ったことがなくて。悔しくて何とか勝ちたいと思って。短い時間でしたが先生に教えていただき勝負しました。もちろんちょっと練習したくらいじゃうまくはならないと思っていましたが、後で主人が結構上達したと言ってくれて。最初は手加減をしてやろうと思っていたみたいですけどね（笑）」

――ほかにも唯さんがひたすら麻雀ゲームをやっている動画もステージとは違った素の性格が出ていて面白かったです。

浅香「ありがとうございます。そもそも仕事じゃなくて遊びの延長で始めてみたんですが、やってみると意外と私の知らないアイデアをスタッフさんに考えてもらった方が新しい自分も見つかるし、面白いなって。今はそんなスタッフさんたちと作る『メロウエイジ』と私がやりたいことをやらせてもらう『唯我独占』の2つのテーマで更新しています」

――まだ浅香唯さんがYouTubeやってます、インスタグラムやってますってことに気付いてない人も多いのかなと。

浅香「そうなんです。まだ知らない人も多くて、私の身近な友人でさえやってることを知らなかったりするので。もうちょっと“やってますアピール”が、できるといいんですが…私の宣伝力のなさもあって」