失神負けの朝倉未来、現役引退も「今後は一度、考えます」

メインでクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)の三角絞めに失神負けを喫した“路上の伝説”朝倉未来(トライフォース赤坂)が現役引退を示唆した。

引退も含めて考えて…と朝倉未来は語った【写真:山口比佐夫】
引退も含めて考えて…と朝倉未来は語った【写真:山口比佐夫】

「Yogibo presents RIZIN.28」(2021年6月13日、東京ドーム)

 メインでクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)の三角絞めに失神負けを喫した“路上の伝説”朝倉未来(トライフォース赤坂)が現役引退を示唆した。

 試合後のインタビューで「悔しいですけど、今回試合やってよかった。(相手は)結果的に強かったなと思います。歴史的な大会で、メインで試合できたことは自分の宝になる」と心境を語った上で、自身の今後について「今後は一度、考えます。引退も含めて考えて…考えてみてって感じですね」と話した。

 真意を問われると、「格闘技を始めて結構な月日が経って…、10年くらい経ったんですかね。アウトサイダーから始めて、こんな大舞台に立てた。ここで負けたときに、今後、格闘技をやっていく意味があるのか。自分自身落胆している。トップを目指せないならやる意味がないのかなと思ったりしますし」と続けた。

 現役続行の選択肢も示唆しつつ、「周りの声を聞いて判断しようかなと思います」と、結んだ。

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