小池都知事、パブリックビューイング中止報道を完全否定「ファクトではない」

東京都の小池百合子都知事が11日、都庁で行われた定例会見に出席。東京五輪・パラリンピックのパブリックビューイング(PV)について、都内すべての会場で中止するとの一部報道を全否定した。

記者会見に出席した小池百合子都知事【写真:ENCOUNT編集部】
記者会見に出席した小池百合子都知事【写真:ENCOUNT編集部】

パブリックビューイングを都内すべての会場で中止するとの一部報道を否定

 東京都の小池百合子都知事が11日、都庁で行われた定例会見に出席。東京五輪・パラリンピックのパブリックビューイング(PV)について、都内すべての会場で中止するとの一部報道を全否定した。

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 これまで都内で予定されているPV会場は6か所。このうち代々木公園は新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場に転用することがすでに決まっている。

 小池都知事は「複数の自治体で準備している。地元の自治体と意見交換しながら進めていく」とし、中止報道については「ファクトではございません。発信された社に事実誤認であると抗議文を出させていただいた」と話した。

 PVをめぐっては、政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長が感染リスクがあるとして中止を提案。埼玉、千葉の各県に加え都内でも墨田区と調布市が開催を断念するなど、中止の動きが広まっている。

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