48歳・高岡早紀が引き寄せる“サイコキャラ”の数々 演じる秘訣は「企業秘密(笑)」

28歳当時を振り返り「子育てに奔走する毎日」と語る高岡早紀【写真:荒川祐史】
28歳当時を振り返り「子育てに奔走する毎日」と語る高岡早紀【写真:荒川祐史】

次はどんな役に…「その時々で、またすごい話が来るものなんです」

 ところで、28歳の高岡はどんな感じだったのか。「次男は27歳の時に生まれているので、普通に子育てに奔走する毎日でした。(女優の)仕事を休んでいましたね。28歳くらいの頃にやったのは、『ハッピー 愛と感動の物語』。ハッピーは盲導犬で、私は目の見えない女性の役をやりました」

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 こう話すと、「あ!」と大声を上げる高岡。よくよく聞くと、「今までのインタビューでうそついちゃった! テレビドラマから映画になったのは『リカ』が初めてと答えていたんですけど、この『ハッピー』は映画にもなっているんです!」。「ハッピー」は99年、2000年にテレビ東京系で2シーズン放送され、再編集版の「ハッピー劇場版」が全国で順次公開となった。

「聞いてくれて、ありがとう。28歳の時は随分、真面目なものをやっていたんだな」と笑い、「リカはコロナ時期の今に見てもらえるといいと思います。悲壮感になるわけでもなく、単純にエンターテインメント作品として面白い作品を見られたな、と思える作品になっています」と力説する。

 それにしても、こんな最恐キャラをやってしまうと、次はどんな役に挑むのか。「それは心配していません。その時々で、またすごい話が来るものなんですよ」とキッパリ。確かに高岡なら、どんな役でも、みごとにこなすことだろう。

□高岡早紀(たかおか・さき)1972年12月3日、神奈川県出身。88年、デビュー。その後、女優・歌手と長きにわたり活躍。主な出演作に映画「忠臣蔵外伝 四谷怪談」「雪の華」「ファーストラヴ」、ドラマ「リカ~リバース~」「桜の塔」「おかえりモネ」など。

ヘアメイク:白川いくみ
スタイリスト:寳田マリ

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