RIZIN初「東京ドーム大会」6月13日生中継決定 朝倉兄弟が宣言「日本を盛り上げたい」

日本最高峰の格闘技の祭典「RIZIN.28」を、6月13日午後8時からフジテレビ系全国ネットにて生中継(一部)で放送することが決定した。

朝倉海(左)と朝倉未来【写真:(C)RIZIN FF】
朝倉海(左)と朝倉未来【写真:(C)RIZIN FF】

朝倉海ら精鋭参戦「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」も

 日本最高峰の格闘技の祭典「RIZIN.28」を、6月13日午後8時からフジテレビ系全国ネットにて生中継(一部)で放送することが決定した。

 舞台は、格闘家であれば誰もが憧れるであろう「東京ドーム」だ。総合格闘技イベントが東京ドームで行われるのは、17年7か月ぶり(※2003年11月9日開催「PRIDE GP 2003」以来)ということで、RIZINの榊原信行CEOは「本気を出して出し惜しみのないカード編成にする」と宣言していた。格闘技ファンならずとも、東京ドームならではのスケール感で楽しめること間違いなしの試合を届ける。

 今回の「RIZIN.28」と「RIZIN.29」(6月27日開催・大阪)にて行われる「バンタム級トーナメント」に、人気ファイター朝倉兄弟の弟・朝倉海らが挑む。海は、バンタム級王者として昨年大みそかの「RIZIN.26」で堀口恭司相手に2連勝を狙ったが、1ラウンドにてグラウンドパンチによるTKO負けを喫した。今回、海を筆頭に集まったのは、ベテランから新世代ファイターまで16人の精鋭たち。トーナメント戦で優勝すれば、堀口の王座に挑戦できる可能性が高まる中、波乱の闘いが予想される。優勝候補に最も近いと言われている海は、今回のトーナメントを制し、堀口戦だけではなく“次のステージ=海外”を目指したいと語る。

“路上の伝説”としても知られる兄の朝倉未来は、今回クレベル・コイケと対戦する。クレベル・コイケは、14歳でブラジルから来日し柔術で技を磨き、08年に総合格闘技デビュー。「RIZIN」初参戦となった昨年大みそかの「RIZIN.26」では、カイル・アグォン(グアム)に1ラウンドで一本勝ちを果たした。今年3月の「RIZIN.27」では、同じく寝技を得意とする摩嶋一整相手に、三角絞めでタップを奪い勝利した。未来とクレベルのフェザー級の闘いは、以前からファンたちから「見たい!」と待望する声が上がっており、今回実現し大注目のカードとなった。

 未来はクレベルについて「世界でも闘ってきた選手で、戦績を見ても驚異のフィニッシュ率を持っている。危険な相手という印象」(5月4日の記者会見にて)と語るなど、決して甘く見ているわけではない。日本最高レベルのフェザー級の闘いの行方に注目が集まる。

◆朝倉未来コメント
「このような時期で、会場に来られない方が多いのですが、地上波で放送が決定したということで、僕が必ず日本を盛り上げたいと思っています。当日は、見ている人がワクワクするような試合が生中継されますので、皆さん、ぜひ応援よろしくお願いいたします」

◆朝倉海コメント
「今、こういう時期だからこそ、テレビで僕らの闘いを見て楽しんでいただきたいと思います。僕自身、昨年の大みそかで悔しい思いをしましたし、応援してくださった方の期待を裏切ってしまった部分もあったと思います。そこをしっかり取り返すつもりで、今回は確実に勝って盛り上げるので、当日はぜひ楽しみにしていてください!」

◆対戦カード(※放送予定)
「RIZIN.28~6.13東京ドーム~」 
バンタム級トーナメント1回戦 朝倉 海 vs 渡部修斗
バンタム級トーナメント1回戦 石渡伸太郎 vs 井上直樹
バンタム級トーナメント1回戦 元谷友貴 vs 岡田 遼
バンタム級トーナメント1回戦 扇久保博正 vs 春日井“寒天”たけし
スペシャルワンマッチ 朝倉未来 vs クレベル・コイケ

◆事前番組
「格闘技RIZIN 直前SP~徹底解説6.13東京ドーム~」
6月5日午後2時30分 ※関東ローカル

「6.13東京ドームRIZIN直前~RIZIN芸人!ニューヨーク&鬼越が徹底解説~」
6月7日~10日 24時25分 ※関東ローカル
6月11日 25時25分 ※関東ローカル
6月12日 25時15分 ※関東ローカル

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