女優・清原果耶がヒロインを務めるNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」（月～土曜、午前8時）の初回が17日に放送され、関東地区の平均世帯視聴率が19.2％と、高視聴率だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。20％の大台には届かなかったが、前作「おちょやん」の初回18.8％と同作最高の18.9％も上回る好スタートとなった。

　宮城・気仙沼で育ったヒロインの永浦百音が社会に出てから気象予報士を目指して猛勉強し、試験に合格後は、成功と失敗を繰り返しながら成長する姿を描く作品。

　初回から清原が演じる百音の明るく元気な笑顔、百音を取り囲む人々の温かい心、さらに気仙沼の海や登米の森など豊かな自然が、ドラマの映像にふんだんに織り込まれ、視聴者の心をいやしたり、さわやかな気分にしてくれる効果もあったと思われる。

　ヒロインの父を内野聖陽、母を鈴木京香、気象予報士を西島秀俊が演じるほか、夏木マリ、浅野忠信、坂口健太郎らが出演する。