【愛車拝見】「笑点」座布団運び・山田たかおの愛車は世界に1台の金ピカのミツオカ・ヒミコ

アイドルグループ「ずうとるび」のリーダーで、人気演芸バラエティー番組「笑点」(日本テレビ系)の座布団運びとして知られる山田たかおさん(64)。個性的で“目立つ車”が大好きで、現在は3台の車を所有しているという。とくに気に入っている“世界に1台”というミツオカ・ヒミコに乗ってやってきた山田さんに、車に対するこだわりを聞いた。

車にもファッションにもこだわりが強い山田たかおさん【写真:荒川祐史】
車にもファッションにもこだわりが強い山田たかおさん【写真:荒川祐史】

ボディーカラーも内装もこだわりの1台に乗っている

 アイドルグループ「ずうとるび」のリーダーで、人気演芸バラエティー番組「笑点」(日本テレビ系)の座布団運びとして知られる山田たかおさん(64)。個性的で“目立つ車”が大好きで、現在は3台の車を所有しているという。とくに気に入っている“世界に1台”というミツオカ・ヒミコに乗ってやってきた山田さんに、車に対するこだわりを聞いた。(取材・文=中野裕子)

 ヒミコはマツダ・ロードスターをベースにした車で、2008年に年間35台限定で生産・販売されたときに買った。お金を振り込んだ順番に番号がついていて、僕は5番目。1台1台がハンドメイドなんだけど、僕はせっかくだからボディーカラーも特別にシャンパンゴールドにしてもらい、内装も内装に使う糸も特別にお願いした色だから、これはまさに世界に1台。世界に1台の車がほしかったから、すごく気に入ってる。

 ヒミコは「笑点」の収録とか仕事のときに使ってる。大きすぎて日本テレビの駐車場は2台分とって停めてるんだけど、ゲストで来た漫才師とかが決まって警備員に「あの車、誰が乗ってるの?」って聞くらしいんだよね。やっぱ目立つから(笑)。地方に行って駐車場に停めとくと、僕がいない間に親子がボンネットに載って写真撮ってたこともあった。さすがにボンネットに靴を履いたまま乗るのは勘弁してほしいよね。使っている間に、多少のキズがつくのはしょうがないけど。ほら、鍵穴の近くにもへこみがあるだろ。そういう点では神経質ではないね。

日本車ベースのミツオカの車がお気に入り

 運転は難しい。大きくて、曲がりきれなかったりするから。僕は大型免許も持っているからできるけど、大きすぎて入らない駐車場があったり、道が細いと通れなかったり、荷物も積めない。でもカッコイイ(笑)。駐車場に飾ってあるだけでも満足できる。日本車をベースに、新しいクラシカルやスポーティーな車を作るミツオカの発想は素晴らしいと思うよ。プラスアルファでオーダーメイドできる部分もあるし、一番いいやり方だと思うね。日本の会社だから、何かあったときに連絡がつきやすいのも安心。だから、これまで新しいのが出るたびにビュート、リョーガ、ガリューと乗ってきた。06年に発売されたオロチは僕の155センチの身長だと、アクセルに足が届かないから乗れなかったけど(笑)。

 スポーツジムとか買い物に行くときは、この1月にBMW・MINIのクロスオーバーから買いかえたばっかりのイタリア車フィアットのアバルト595を使ってる。4人乗りだけど小さいから運転しやすいし、小さいのに総排気量1368cc、165馬力でパワーがすごいんだよ。ボタンひとつでレーシングカーみたくなるし、赤いサソリのロゴデザインもオシャレなんだよ。ボディーは白で、フェンダーミラーやロゴは「笑点」の色と同じ赤。僕にすごい合ってる車だと思うね。

 僕にとって理想の車は個性的で、オープンカーで、小さくてパワーがある車。だから、クラウンとかベンツとかは興味がない。だって、駐車場に同じベンツが並んでるときがあるもんね。今、我が家にはもう1台、ホンダのN-BOXがあるけど、これはカミさんが欲しいって言うんで買った車。カミさんが自分でキャンピング仕様にして楽しんでるよ。1人で軽井沢まで出かけておいしいもの買ったり、写真撮ったり。もう子どもたちは独立してるから第2の人生だね。カミさんと2人で車でお出かけ? それはないね(笑)。

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