【Producers TODAY】「リコカツ」プロデューサーが見た北川景子&永山瑛太の“夫婦演技”の妙「思う存分アドリブ」

「離婚から始まるラブストーリー…?」と銘打ったTBS系連続ドラマ「リコカツ」(毎週金曜、午後10時)がスタートした。運命的な出会いだったはずが、真逆の性格が分かりいきなり離婚話に発展。異色のラブストーリーはどのようにして誕生したのか。同局の植田博樹プロデューサーと脚本を担当した泉澤陽子さんに聞いた。

23日放送の第2話。咲(北川景子)はあまりの不一致に離婚を決意
23日放送の第2話。咲(北川景子)はあまりの不一致に離婚を決意

プロデューサーの実体験が企画の始まり

「離婚から始まるラブストーリー…?」と銘打ったTBS系連続ドラマ「リコカツ」(毎週金曜、午後10時)がスタートした。運命的な出会いだったはずが、真逆の性格が分かりいきなり離婚話に発展。異色のラブストーリーはどのようにして誕生したのか。同局の植田博樹プロデューサーと脚本を担当した泉澤陽子さんに聞いた。(取材・文=鄭孝俊)

――企画のきっかけは?

植田「3年ほど前に家族で『うちは離婚あるのかなぁ』と話し合ったところ、かえって夫婦の距離が縮まったことや、結婚0日で即離婚した芸能人のニュースを見たことですね。自分自身の実体験が企画の始まりです」

 ――どういうドラマにしたいですか?

泉澤「いま夫婦の3組に1組が離婚しています。私も結婚していますが、夫婦げんかをするたびに『離婚してやる!』ってなります。身近な問題として考えられる面白おかしいドラマになると思っています」

 ――タイトルはどのように決めた?

植田「当初は“全員離婚家族”でしたが、編成から『そのタイトルは“出落ち”だよ』と言われてしまって“リコカツ”になりました。編成に忖度(そんたく)してしまった自分がいます(笑)」

北川景子さんは思う存分アドリブを楽しんでいる

 ――キャスティングの狙いは?

植田「まず、咲役は北川景子さんにお願いしたいと思いスケジュールをいただくまでに3年かかりました。気の強いところと寂しがり屋という両面を演じられるキャラクターにピッタリだと思いました。紘一役の永山瑛太さんは2004年にTBS系で放送された連ドラ『オレンジデイズ』で男っぽいところを演じていて、そこを新ドラマで活かしたかった。2人のスケジュールが合うまで丸2年待ちました」

泉澤「北川さんと瑛太さんの印象を脚本に入れ込んだのでイメ―ジできる部分が増えました。2人の姿が面白くなるように書いています」

 ――2人の役作りは?

植田「紘一については筋肉をどう維持しているのか、というのがポイント。ジムに通って電車に乗ったら空気椅子をしたり、家でもすぐに筋トレを始めたり。そんな人を大声キャラクターにするとすごく立体的になって昭和の人のようになる。そんな瑛太さんの芝居に北川さんはすごくいいリアクションをして笑いで答えてくれたり。北川さんも思う存分アドリブを楽しんでいます。テレビドラマって、こういうバランスが必要だと思いました」

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