笑顔を通して隠れた才能を発掘する「美笑女グランプリ2021」が今年も開催され、現在エントリーを受付中（4月30日まで）。本オーディションでは、NMB48として10年間活動し、卒業後はマルチに活動する吉田朱里がスペシャルサポーターを務め、本年のテーマである「#笑顔覚醒」を考案した。エンカウント編集部は、吉田に単独インタビューを行い、彼女自身のオーディション経験、笑顔に秘められた可能性、人生を変える方法について語ってもらった。（取材・構成＝イシイヒデキ）

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――NMB48を卒業して4か月がたちますが、ソロ活動はいかがでしょうか。

「周りにメンバーがいないので、寂しさを感じることはありますが、マイナスなことだけではなく、自分の時間が増えて、自分自身と向き合えるようになりました。NMB48でいろんなことを経験させていただき、こうしてソロでの活動をスタートさせても、何も動じない自分がいるので、楽しくやらせていただいています」

――アイドル卒業後の肩書きは。

「一番はコスメのプロデュースを軸に置きたいと考えているので、自分では『美容クリエイター』と名乗っています」

――吉田さんがスペシャルサポーターを務める「美笑女グランプリ2021」は、どんなオーディションなのでしょうか。

「キレイな笑顔、人を幸せにする笑顔、笑顔が大きなテーマとなっている吉本らしいオーディションです。TikTokでの応募となっていて、『#笑顔覚醒』を入れて投稿するだけで、エントリーすることができます。私がこのハッシュタグを考えたのですが、キレイな女の子が持っている笑顔が、いろんな形で覚醒してくれたらうれしい、そんな思いを込めました。人生を変えるきっかけになるかもしれないので、あまりむずかしく考えずにエントリーしてほしいです」

――吉田さんはNMB48のオーディションを受けて芸能界に入りしましたが、当時はどんな思いでオーディションを受けたのでしょうか。

「ノリでしたね（笑）。それまで、たくさんのオーディションを受けていたのですが、なかなか受からずNMBのオーディションも『どうせ受かんないし』と思って応募しました。自分がアイドルをすることにもピンと来ていなくて、応募締め切りの日に書類を送ったら、受かっちゃいましたね。すごく楽しくおじさんと面接して受かったので、不思議でした」

――アイドルに興味がなかったのは意外でした。

「それくらいの気持ちでオーディションを受けましたが、本当にアイドルとして活動できてよかったと思っています。スタートが何であれ、一歩、芸能界に踏み込んだら、いろんなことが見えてくると思うんです。あとは、自分次第だと思いますし、吉本という大きな事務所なので、チャンスはたくさんあります。『#笑顔覚醒』、このハッシュタグで人生が変わるかもしれないと思っています」

――本オーディション受賞者は、よしもとグループ所属となることができます。

「よしもとグループは、自分が持っているものを発揮できる場であると思います。お笑いのイメージが強いと思うんですが、芸人に限らず、俳優、アーティスト、バラエティータレント、さまざまな活動ができて、いろんなことにチャレンジできる事務所です」