お笑いコンビ「ぺこぱ」のシュウペイと松陰寺太勇が20日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズの試合前のファーストピッチセレモニーに登場した。

愛車は日本にわずか5台の超希少アメ車…ハーレーも乗りこなす52歳俳優のクルマ＆バイク愛（JAF Mate Onlineへ）

　ロッテファン歴28年の松陰寺は、チームのファンを象徴する背番号「26」のユニフォームに身を包んで登場した。シュウペイは「7回に代打で出まーす！」とベンチへ猛アピール。松陰寺は「井口監督、検討お願いします！」と首脳陣に頭を下げ、スタンドの笑いを誘った。

　捕手のミットめがけて投げ込んだ直球が内角をえぐり、見事打者の空振りを奪った松陰寺だったが、球審を務めていたシュウペイの「ハーフスイングでーす」の一言でボール判定に。納得がいかない松陰寺は「せっかくの始球式でボールなんてありえない」「時を戻そう」と始球式でリプレイ検証を要求。結局、判定は覆らなかったが、「山口選手の選球眼がすごい」と打者を褒める得意の全肯定ネタで締めくくり、場内を盛り上げた。

　セレモニーを終えた松陰寺は、「ずっと夢に見ていたZOZOマリンスタジアムのマウンドに立ってみると緊張しました。当初はスライダー一本で考えていましたが、マウンドに立ってからストレートに切り替えました。良いところに投げられて良かったです」と安堵（あんど）の表情を浮かべていた。