桜井ユキ、離婚危機でハイになったヒロイン役で新境地「年下とラブラブするんだ」

本格的に女優業を始めたのは24歳から【写真:舛元清香】
本格的に女優業を始めたのは24歳から【写真:舛元清香】

恋のお相手は黒羽麻璃央、最初は全然目を見てくれず…「私のことが怖かったって(笑)」

 24歳から本格的に女優業を始めて、これまでのキャリアの中で、自身に一番近かったのは無名の女優を演じた「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY-リミット・オブ・スリーピング ビューティ-」だという。

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「等身大ではないけども、10代後半から20代前半はもがいていて、そんな中で必死に何かを取りに行く感覚は自分の経験とリンクしていたように思えます。当時はキャパも力もなかったんです。演技指導の人にも『使い物にならないから、オーディションは受けさせない』とはっきり言われました。周囲に甘やかしてくれる人がいなかったんです。自分でも、そう言われるのは当然だと思っていました。もっと早く始めても無理だったと思うし、24歳から始めてよかったと思っています」

 ドラマでの恋のお相手は、ミュージカル「テニスの王子様」でブレークした27歳のイケメン俳優、黒羽麻璃央。「最初は全然目を見て、話をしてくれなくて、子犬のような人だなって。後々お話させていただくようになって聞いたら、私のことが怖かったって(笑)。私も愛想がすごく良い方ではないので、セリフをかんだり、やらかしたら、怒られるんじゃないかというビクビクがあったみたい(笑)。でも、話すようになると、すごくまっすぐな方で、監督の演出には一生懸命。繊細さもあって、素敵なギャップがありました」

 親しくなったきっかけは、観葉植物の話題だった。「部屋の中に結構グリーンがあって、私もすごい観葉植物が好きで家にあるっていうことポロッと言ったら、『どこかいい店を知りませんか』と。おすすめのお店を2、3紹介して、撮影期間中に買っていましたよ」と明かす。

 年下の男性との恋愛はどうか? 「台本を読んだ時は、あまり想像ができなかったんですけど、演じてみて、健太みたいな男性は魅力的だなと思います。あの年ならではの、真っすぐさがあって、こういう恋愛もありかもと思いました。黒羽さんはどっしりされている部分もあって、甘めなせりふをかけても、チープじゃなかった。素敵な時間でした」

「リコハイ!!」でこれまでのイメージを覆しそうな桜井。「『桜井さんって、こういう役が多いよね』という部分を大切にしつつ、みなさんの期待をいい意味で裏切っていきたいですね」と最後まで笑顔が絶えなかった。

□桜井ユキ(さくらい・ゆき)1987年2月10日、福岡県出身。2017年、「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピングビューティ」で映画初主演。近年の映画出演作に「サクらんぼの恋」「スマホを落としただけなのに」「真っ赤な星」「コンフィデンスマンJP ロマンス編」「マチネの終わりに」など。

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