お笑いコンビ「麒麟」の川島明が、19日に都内で行われた「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」（配給：東映、浜名孝行監督）の公開アフレコイベントに登場。原作からのファンだったという同作への出演の喜びを語った。

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　この日のイベントには、主人公メリオダスとその弟・ゼルドリスの2役を演じる梶裕貴、ヒロインであるエリザベス役の雨宮天とともにゲスト声優で出演する川島と倉科カナが登場。報道陣を前に公開アフレコに挑戦した。

　その後に行われたトークセッションではおなじみ「麒麟です」と低音ボイスであいさつ。「原作もアニメも見ていて、ただのファンだった。本当にいいのかな？って」と出演の喜びを語り、「完成された世界に僕が入っていいのかな？って」と不安も口にした。

　川島が演じる役どころは魔神A。「魔神Aという距離感はちょうどいい。好きな作品に名前が残るのがありがたい」と絶妙なポジションのキャラクターを演じられることへの感慨に浸った。

　川島の声優っぷりを梶は「良い声ですよね！」と絶賛。雨宮も「声がすてき」と称えていた。一方で川島も梶と雨宮のアフレコ風景に「スイッチの入れ方がすごい。ガラッと空気を変えていた」と驚愕（きょうがく）。「劇場で見るとどうなっているのか、すごい楽しみになりました」と完成を待ち望んだ。

　映画のタイトルにちなみ「最近の罪は？」と問われると、川島は「娘に甘すぎる」と告白し、3歳長女とのエピソードを明かした。

　食事中におとなしくしてくれないとし、長女は妻が注意をしても笑っていると説明。そして、妻が「笑いごとじゃないよ」と怒るも、どうやらそのフレーズが気に入ってしまったようだ。その後、風呂上がりに裸で川島に向かってお尻を振り出したという。川島が思わず笑うと長女は「笑いごとじゃないよ！」と注意してきたというほのぼの話を披露。これには倉科や梶、雨宮も「デレデレですね」と笑った。

　同作は人気漫画「七つの大罪」（講談社、原作：鈴木央）の劇場版第2弾となる作品で、7月2日から全国公開される。