ホーガンも登場! WM37初日は熱戦の連続 シェーンの金網戦は壮絶決着

WWEの年間最大の祭典「レッスルマニア37」DAY1が10日(日本時間11日)、米国フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムで行われ、同時にライブ配信された。

ブラウン・ストローマンVSシェーン・マクマホン【写真:(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.】
ブラウン・ストローマンVSシェーン・マクマホン【写真:(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.】

グラミー受賞者バッド・バニーがWWEデビュー戦で大暴れ

 WWEの年間最大の祭典「レッスルマニア37」DAY1が10日(日本時間11日)、米国フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムで行われ、同時にライブ配信された。

 ビンス・マクマホン会長やホストの“超人”ハルク・ホーガン&タイタス・オニールが開会を宣言すると、いきなり第1試合でWWE王座戦を実施。王者ボビー・ラシュリー(with MVP)がドリュー・マッキンタイアを返り討ちにして王座防衛に成功した。終盤にはマッキンタイアがキムラロックでラシュリーを追い詰め、クレイモアを狙うもセコンドのMVPが妨害して不発。すると、その隙にラシュリーがハートロックでマッキンタイアを失神させてレフェリーストップ。激闘を制したラシュリーはMVPと共にベルトを掲げた。

 また、注目の“巨獣”ブラウン・ストローマンVSシェーン・マクマホンのスチールケージ戦は、いきなり波乱ムード。試合前にシェーンの手下アライアス&ジャクソン・ライカーがストローマンに待ち伏せのパイプいす攻撃を仕掛けてゴングが鳴ると、シェーンもパイプいすでストローマンに襲いかかる。打たれ強いストローマンが「逃げるところはないぞ! こぶしを食らわせてやる」と捕まえようとするも、シェーンはケージ上にあった鉄板で攻撃し、コースト・トゥ・コーストをさく裂。ケージをよじ登った。

 だが、ストローマンは、シェーンの脱出を2人の手下が手伝おうとすると、金網に体当たりしてその衝撃で吹き飛ばす怪力殺法を披露する。

 終盤にはシェーンがケージトップにあったツールボックスでストローマンを攻撃して勝負ありかと思われたが、ストローマンはなんとケージを破壊して外側にいたシェーンをリングに引き戻した。そして、「言っただろ。誰がバカなんだ」とのせりふを吐いて、ケージ頂上からシェーンをリングに突き落とす。トドメのランニングパワースラムを決めて3カウント。遺恨戦を制したストローマンはさんざんバカにしてきたシェーンを見下ろすと、両こぶしを突き上げ、雄叫びを上げた。

 ロウタッグ王座戦は、AJスタイルズ&オモス組がニュー・デイ(コフィ・キングストン&エグゼビア・ウッズ)を撃破して新王者となった。221センチの“巨漢用心棒”オモスのリングデビューとなる王座戦は、最後はそのオモスが豪快なスパインバスターでキングストンを沈めた。

 一方、WWEデビュー戦のグラミー受賞者バッド・バニーはダミアン・プリーストと組み、因縁のザ・ミズ&ジョン・モリソンと激突。最後はバニーがプリーストが担いだミズにクロスボディーを放って3カウント。初陣を白星で飾った。

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