美声女ユニット「elfin’」 1stアルバム&新曲に込めた4者4様の想い

3月17日に1stアルバム「Believer's Disco」がポニーキャニオンより発売された4人組ガールズボーカルユニット「elfin'(エルフィン)」。アルバムのキャッチコピーは「奇跡たちが一堂に集うワンマンショー」で、現在の4人体制になってからリリースされた楽曲に加え、現メンバーによる3rdシングルまでの再レコーディングも収録した全18トラックの豪華な1枚となっている。メジャーデビューから6年、待望のアルバムをリリースした心境をメンバーに聞いた。

待望の1stアルバムをリリースしたelfin'【写真:提供写真】
待望の1stアルバムをリリースしたelfin'【写真:提供写真】

現メンバーによる再レコーディングも収録した全18トラックの豪華な1枚

 3月17日に1stアルバム「Believer’s Disco」がポニーキャニオンより発売された4人組ガールズボーカルユニット「elfin’(エルフィン)」。アルバムのキャッチコピーは「奇跡たちが一堂に集うワンマンショー」で、現在の4人体制になってからリリースされた楽曲に加え、現メンバーによる3rdシングルまでの再レコーディングも収録した全18トラックの豪華な1枚となっている。メジャーデビューから6年、待望のアルバムをリリースした心境をメンバーに聞いた。

――1stアルバム「Believer’s Disco」が発売された今の心境は

辻 美優「2015年にデビューしてここまで来れて、本当に恵まれてるなーって思いました。このメンバーで、この楽曲でアルバムを出せてよかった。これまでのシングルのテーマがそれぞれ個性豊かで、色んなジャンルの楽曲を歌わせていただいてたので、それが1枚のアルバムにまとまったらどうなるんだろうというワクワクが止まらなかったです」

花房里枝「衣装も曲によって分かりやすく違うんですよ。『elfin’』という名前の通り妖精をモチーフにしたものとか、一転して赤と黒のゴシック調のものとか。アルバムの曲順もしっかりとこだわっていて、『elfin’』らしく“エモエレガント”が表現された、バラエティ豊かな魅力が詰まってると思います」

厚地彩花「グループ初のアルバムリリースだったのでとてもうれしかったです。去年から始まった大変なご時世のなかでの発表だったので、どうなるか分からない不安もあったんですけど、その中で一歩踏み出せたことがとても光栄でした」

小倉舞子「私は驚きが大きくて、最初は信じられなかった(笑)。途中から加入させていただいているので、アルバムに携われること自体がうれしかったし、自分の人生でアルバムをリリースできる日が来るなんて思ってなかったので」

――ファンに見てほしいポイントは

辻「パフォーマンスや歌はもちろん、1年間会えない間にみんなに伝えたかった想いを全部アルバムに込めました。楽曲としての良さだけでなく、そういった私たちからのメッセージも受け取ってもらえたらうれしいです」

花房「今回収録した新曲『WordPlay』は、“セツナエモエレガント”がテーマ。“エモエレガント”に、このご時世でみんなと会えない“切なさ”を加えて“離れていても絆はつながってるよ”という想いを込めました。曲名は『言葉遊び』という意味ですが、この曲自体がある意味、ひとつの言葉遊びになってるんです」

厚地「表題曲の『Believer’s Disco』は、ヴォーギングというダンスのジャンルを取り入れたんですが、振り付けが難しくて……。何度も練習した分、新しいelfin’の魅力を表現できたかな」

――コロナ禍でファンとの交流は

辻「ネット配信でコメントを介して交流したり、SNSを通じて皆さんの想いを知ったり。でもやっぱり顔を見て交流できないのは寂しいなって」

厚地「だからこそ、リリースイベントで実施したオンラインでの1on1トークはすごく貴重な時間でした。これまでは基本的に関東でのライブが中心だったので、遠方の方とも交流できたのはよかった」

小倉「またコロナが明けたら色々なところに行ってみたいです。たとえば? うーん、たくさんあるんですけど、パッと浮かんだのは仙台かな。私、クラシックバレエやってたときに仙台でコンクールがよくあったので、『elfin’』として凱旋できたらいいなと思います」

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