――4月7日から放送されるテレビ東京新ドラマ「ラブコメの掟～こじらせ女子と年下男子～」（深夜25時10分から）にも出演が決まっています。どんな作品なのでしょうか。

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「僕は最近韓国ドラマを見る機会が多いのですが、韓国のラブコメのいい部分と、日本のラブコメのいい部分を凝縮したような、まさに題名にある『ラブコメの掟』『ラブコメの定義』をとにかく詰め込んだ作品です。台本も『王道ラブコメだな』と楽しみながら読んでいました。今回はオリジナル作品で、（よく知られている）ラブコメのシチュエーションや、少女マンガのセリフとかをいじる描写がすごく多くて、そこもおもしろいです」

――小関さんは、栗山千明さん演じる“百戦錬磨”風パーフェクトウーマンなのに実際は彼氏いない歴15年の超ド級な恋愛初心者・九条瑠璃に恋愛指南を頼みこむ“見た目も中身も百戦錬磨”なのに振られ続けてきた後輩・真宮亮を演じます。共演する栗山さんの印象を教えてください。

「もともと作品で拝見していた印象と同じで、格好良くて、凛としていて、芯のある方だなと思いました。撮影が進むにつれて、カメラが回っていないときのすごくナチュラルな栗山さんが見れて、現場もその雰囲気が伝わって、撮影現場全体が居心地のいい、穏やかな雰囲気になっています。作品の主演の方によって現場の雰囲気って変わると思うので、暖かい現場だと思っています」

――栗山さんが演じる瑠璃のような「パーフェクトウーマンだけど恋愛初心者」な女性についてはどう感じていますか。

「かわいいと思います！　小関裕太としては、年上だったり精神年齢が上だったり、頼れる人がヘルプを求めていたりちょっと隙が見える瞬間がすごく好き。作品の中の瑠璃さんは常にパーフェクトな部分が描かれているので、だんだんと亮に見せていく表情がすごく好みだし、好きです」

――今回はオリジナル作品で、真宮亮という役は当て書きだとうかがいました。キャラクターづくりの面ではアイディアを出すこともあったのでしょうか。

「衣装に私服がたくさん入っています（笑）　今回はオリジナル作品ということで、『アイディアを出し合おう』と衣装合わせを2回したんです。自分で『こんなのもありますよ』と、今年の春服として着ようかなと思っていたものも持ってきたりしました。

　ドラマの現場では衣装合わせを1回して、撮影間近になってから調節をしていくんですけど、僕は栗山さんより衣装合わせを重ねました（笑）　あらゆるジャンルの服を1回着て、写真を撮って、話し合いながら、『真宮亮ってどういう人なんだろうね』と吟味したり、亮を作るためにみんなで話し合って意見を出し合いました。

　最初の方に隠されているいろんな秘密も、ストーリーが進むにつれてどんどん分かっていきます。その中で、見てくださる方が『どこまで知っているんだろう？』『本当は悪い人なのかな？』みたいに、いろいろ想像できるような男性になっていると思います。

　河原瑶監督がすごくいい意味で、間とか、キュンキュンシチュエーションにすごく厳しくて（笑）　自分も今までいろいろなラブコメ作品に出させていただいて研究をして、それぞれの役の中で得たステキな部分をストーリーの中に落とし込みたいと思いながら演じています。今回は満を持して、『よし！ラブコメ作品！しかも相手役！』と気合を入れてやっていたんですけど、ちょくちょくダメだしをしていただきます。自分が思ってるよりも少し間が長かったりとか、相手に対していとおしく思う気持ちが自分の思っている体感よりも長かったりとか、そういうところは指摘していただいて、ラブコメ出演スキルが上がっております！」

――誰と付き合っても長続きしないと悩む亮に、瑠璃が「あなたがまだ本当の出会いをしていないだけだよ」と指摘するシーンが印象的でした。小関さんにとって、本当の出会いとは一体なんでしょうか。

「恋愛に限らずですが、人生の先輩でも後輩でも、『本物の出会いだな』と思う瞬間は、いろんな意味でぎゅっと抱きしめたくなります。その人自身を……という場合もあるんですけども、その人との思い出や、その人と出会えたことへの感謝、その人にもらった知識や考え方とか……。そういうものと出会えてよかったという感謝の思いで、ぎゅーっとなるような感覚を覚えることが多いんです。そういう人と出会えたときは、その人間関係を大事にしたいと思いますし、恋愛においても、そうじゃなくても、抱きしめたくなるような感情になるのが本物の出会いなんじゃないかなと思っています！」

【番組概要】
水ドラ25「ラブコメの掟～こじらせ女子と年下男子～」
4月7日スタート　毎週水曜深夜25時10分～25時40分
放送局：テレビ東京ほか
出演：栗山千明　小関裕太　草川拓弥（超特急）　堀田茜　吉沢悠　ほか

（C）「ラブコメの掟～こじらせ女子と年下男子～」製作委員会