NiziU・マコ、ファンによる「20歳の誕生日」広告でビジョンに登場 クラファンで実現

韓国の大手芸能事務所「JYP Entertainment」に所属するガールズグループ「NiziU(ニジュー)」のリーダー、マコが4日、20歳の誕生日を迎えた。東京・新宿のユニカビジョンでは同グループのファン(ファンクラブ名はWithU)によるお祝い広告が出現した。

NiziU・マコの誕生日は4月4日。20歳を迎え、お祝い広告が映し出された【写真:ENCOUNT編集部】
NiziU・マコの誕生日は4月4日。20歳を迎え、お祝い広告が映し出された【写真:ENCOUNT編集部】

マコ推しファン“NiziU(20)歳のお祝い広告” 資金調達は目標額の4倍

 韓国の大手芸能事務所「JYP Entertainment」に所属するガールズグループ「NiziU(ニジュー)」のリーダー、マコが4日、20歳の誕生日を迎えた。東京・新宿のユニカビジョンでは同グループのファン(ファンクラブ名はWithU)によるお祝い広告が出現した。

 3面大型LEDビジョンにマコの笑顔とともに「2021.4.4 HAPPY MAKO DAY」の文字が現れ、続いて「2021年がマコちゃんにとって」「素敵な1年になりますように」「WithUより心を込めて」「誕生日おめでとう」という祝福の言葉が続いた。

 これはアイドルへの「応援広告」「センイル(誕生日)広告」と呼ばれるファン実践で、ファン自らがクラウドファンディングによって資金を調達し代行業者などを通して広告を掲出する。韓国では盛んに行われており、ソウルの地下鉄駅構内には地元ファンだけではなく日本や中国のファンによるK-POPアイドルの「応援広告」や「センイル広告」が通路壁面や大型ビジョンにたくさん掲出されている。

 同ビジョンが見渡せる西武新宿駅pepe前広場にはマコ推しのファンが集まりお祝い広告を熱心に撮影。都内在住の26歳の女性ファンは「マコちゃんはリーダーとして今まで頑張ってきたのでお祝いしようと駆けつけました。広告費用としては1万円を出資しました」と明かした。また、5000円を出資したという高校3年の女性ファンは、4日夜にミュージックビデオの再生回数が2500万回を超えた2ndシングル「Take a picture」(7日発売)について「いちばんNiziUらしい曲。NiziUらしさが表れていると思います」と話しながら、マコの“NiziU(20)歳”のお祝い広告を自ら“テイク・ア・ピクチャー”していた。

 ファンによると、今回のお祝い広告はクラウドファンディング大手の「CAMPFIRE」を利用。15万円を目標に3月2日に募集を開始したところ、83人の支援によって4倍以上となる60万6904円もの資金が集まり同14日に募集が終了したという。ユニカビジョンは3日、公式ツイッターでマコの誕生日を記念し15秒の特別映像を4日限定で1時間に4回(毎時58分と他3回)、7時~24時台に放映することを告知していた。

 前述の26歳のファンに改めてNiziUの魅了を聞くと「メンバーが一生懸命頑張っていて元気になれるんです。姿を見ただけで自分も頑張らなきゃと思います」と笑顔で話していた。

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