フジテレビは5日午後11時30分から、普段は競合するライバル企業同士がお互いを褒め合い、同業者だからこそ知る商品のすごさを明らかにする「ほめゴロシアム～焼肉チェーン編～」を放送する。企業のこれまで“アンタッチャブル”だったライバル関係に踏み込む企画の第2弾で、MCはアンタッチャブル（山崎弘也、柴田英嗣）が務める。

　スタジオゲストにはあんり（ぼる塾）、田中卓志（アンガールズ）、藤本敏史（FUJIWARA）、松田里奈（櫻坂46）が出演。昨年12月に関東ローカルで放送した第1弾は、チョコレート菓子・居酒屋を扱い、時代にあった「褒め合う」という番組のテーマや企業同士のガチの褒め合いが話題を呼び、今回、全国ネット特番として第2弾の放送が決定した。

　今回登場するライバル企業は「焼肉チェーン店」。現在、新型コロナウイルスの流行により、商売・経済が厳しい世の中。そんな状況の中でも、換気が徹底されている焼肉店の需要は底堅く、大手居酒屋チェーンも焼肉業態への変更を決定するなど、今まさに注目される業界。今回番組が、参加企業と打ち合わせを進めるとバチバチのライバル関係にある実態も明らかになった。

　参加する企業は業界1位の店舗数を誇る絶対王者「牛角」。焼肉チェーンの先駆者でファミリー人気の高い老舗「安楽亭」。そして急速に店舗数の拡大を図る焼肉チェーンの超新星「大阪焼肉・ホルモン　ふたご」。3社の褒め合いはスタジオゲストをまじえて大盛り上がり。牛角の“新インスタ映えメニュー”をめぐって、ぼる塾・あんりと櫻坂46・松田の間で戦いがぼっ発!?　「ふたご」の人気No.1メニューの試食では緊急事態が発生し、アンガールズ・田中を悲劇が襲う。

　さらに今回は第2弾ということで2つの新コーナーを準備し、番組はさらに進化。1つはアンタッチャブル山崎率いる「パクリ警察」。企業が他社のメニューを“パクった疑惑”を調査するコーナーだが、今回とある“ごはんメニュー”をめぐるパクリ疑惑が浮上。調査を進めるとなんと社長まで関与していたことが判明？　爆笑の結末となる。

　もう1つの新コーナーでは芸能界No.1の焼肉マニア・寺門ジモンが緊急参戦だ。ジモンが3社の店舗を訪問し、自信を持って出されるメニューを試食。数々の名店で焼肉を食べてきたジモンがそのメニューを褒められるかを調査。寺門ジモンVS焼肉チェーン3社のプライドをかけた戦いが繰り広げられる。最後にはジモンがうなった、一番の「褒めメニュー」も発表する。

　アンタッチャブルの山崎は「僕はめちゃくちゃ（焼き肉を）食べられたので最高でしたね！」と収録の感想を話した。柴田は「前回もそうだけど、なぜ私は食べれないんだ！（笑）拙いMCではありますけども、これだけみんなをまとめてたりするのに！」と、焼肉にありつけなかったことを嘆いた。

　柴田は続けて、「今日なんかスタジオに良い匂いがして本当に食べたかった！　でも出てきた商品をゲストの皆さんが“おいしい！”って言って食べて、企業の皆さんがうれしそうにしている顔が見られたのは良かったですね。ライバル関係にある企業同士が褒め合う姿を見ると、そのお店の良さを今まで以上に知ることができて、きっと視聴者の皆さんも、今回登場するお店に行きたくなると思います！」とメッセージを寄せた。