「他では経験しないようなことも経験」 41人→13人組へ…ザ・コインロッカーズの歩み

秋元康プロデュースの“ガールズバンド”として、2018年12月23日に結成した「ザ・コインロッカーズ」が待望の1stアルバム「青春とバンドは、楽しくてメンドクサイ」を24日にリリースした。41人組という大所帯でスタートするも19年末には13人の“ガールズバンドアイドル”として、新体制に刷新すると発表。さまざまな経験を積んでの1stアルバム発売に何を思うのか――。

「ザ・コインロッカーズ」田村愛美鈴、森ふた葉、HANNA、船井美玖(左から)【写真:山口比佐夫】
「ザ・コインロッカーズ」田村愛美鈴、森ふた葉、HANNA、船井美玖(左から)【写真:山口比佐夫】

13人だからこその“無限”の可能性「一人一人が努力すればどんどん大きくなっていく」

 秋元康プロデュースの“ガールズバンド”として、2018年12月23日に結成した「ザ・コインロッカーズ」が待望の1stアルバム「青春とバンドは、楽しくてメンドクサイ」を24日にリリースした。41人組という大所帯でスタートするも19年末には13人の“ガールズバンドアイドル”として、新体制に刷新すると発表。さまざまな経験を積んでの1stアルバム発売に何を思うのか――。(取材・文=中村彰洋)

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 ENCOUNTでは、ボーカルの船井美玖(19)、ギターのHANNA(20)、ドラムの森ふた葉(18)、キーボードの田村愛美鈴(20)の4人のメンバーにインタビューを実施し、胸の内を語ってもらった。

――早速ですが、せっかくなので隣の方を他己紹介していただいてもよろしいでしょうか。

(田村が森を紹介)
田村愛美鈴(以下、田)「ドラム担当の森ふた葉です。ふた葉はとにかく『ザ・コインロッカーズ』の太陽みたいな存在。本当に暗い時を見たことないくらいすごい明るいです」

森ふた葉(以下、森)「それはウソやろ(笑)」

田「ムードメーカーって感じで、常に場を盛り上げてくれます。それに努力家です。ドラムもずっとスタジオに入って練習しています。メンバーのことをすごい気にかけてくれていて、一人一人の心のケアもしてくれます。『大丈夫?』とか、すごい周りを見ていて、年下とは思えないですね」

森「ありがとうございます。照れますね。こんなに褒められると思ってなかった(笑)」

(森がHANNAを紹介)
森「HANNAもめっちゃ努力家です。ファンの人はおとなしいイメージがあるかもしれないですが、結構1人でブツブツと言いながらギターを弾くタイプです。おとなしいというよりは意外にガツガツしているよね(笑)」

HANNA(以下、H)「してるのかなぁ?」

森「自分を持っている。自分の道があって、それに沿って歩いていくタイプなので、芯が強いなって思います。後は自分の考えがしっかりしています。私は揺れやすいけれど、HANNAを見ていたら、しっかりと自分の意見を持っているので感化されます」

H「照れる(笑)」

(HANNAが船井を紹介)
H「船井美玖です。美玖は芯があって、自分をめっちゃ持ってるなって思います。自分がこう思ったらそれをやる、みたいな。個人的には横顔が好きです(笑)」

森「切り替えがすごいなって思います。オンとオフがちゃんとしてる印象です」

船井美玖(以下、船)「本当ですか?(笑)」

森「ご飯食べてる時はいつも幸せそうやね。歌ってる時とはまた全然違う」

船「ご飯食べてる時は幸せなのに、歌ってる時はそうじゃないみたい(笑)」

(船井が田村を紹介)
船「田村愛美鈴です。二十歳です」

田「年齢はいちいち言わなくていい(笑)」

船「1stシングルの時は、あまり話したことがなかったので『おとなしいのかな?』とか『かわいい顔でキーボード弾いてるな』って感じでした。でも知っていくうちに、おどけているというか、二十歳なんですけどJK感というか……」

森「分かる!」

田「それ痛いなー(笑)」

船「森ふた葉のムードメーカーとはまた違った明るさを持っていて、楽屋とかでシーンとしていても、愛美鈴なりの明るさで盛り上げてくれる。みんなが愛美鈴に力をもらっている。“かわいい元気“をもらっています」

森「コイロカのアイドルって感じです」

船「そうそう。私の中では後藤理花(キーボード担当)と愛美鈴がコイロカのアイドルだと思っています」

田「へぇー(笑)」

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