コロナ禍で予定していたイタリア留学の計画が変更となった。心境や環境の変化に「めちゃめちゃありました。環境もそうですが、マインド面でめちゃめちゃ変わりました。私は未来のことを計画するとか、目標を立てるのが好きなんです。それに向かって頑張ろうということで、頑張ります。でも今は計画を立てても意味がない。立てられない状況は苦手でした。ところが、イタリアの人は『今を生きようよ』とよく言うんです。私はそれが難しかったんですけど、最近、計画を立てられない生活になったので、今は自分のすぐそばに焦点をあてられるようになって、暮らしがめちゃめちゃ楽しくなりました。もしかしたら、私、今を生きられるようになったかもしれないと、思えています」と明かした。

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　さらに「人間、焦るとメンタルによくない。年越しに、もう焦らないことにしようと決めてから暮らしが楽になりました」と語ると、ステイホームのこだわりに「人と比べない。あの人、出始めている。私はずっと家にいる。遅れている？　と思っちゃうと思うのですが、もう比べない。人は人。フォーカスはかなり自分の近くでいい。焦らなくていい」と、しみじみと語った。また「コロナ時代に得た経験。しんどかったこともあるけど、新しい発見もありました。この発見をコロナがなくなったときも忘れない人間になりたい。それが目標。今、自分の中でもいいマインドにたどり着けています。このまま保存していきたい」と続けた。

　最後は、イタリア留学について「そもそもイタリア留学は楽しむためというか、イタリアで心穏やかにしたいのが目的でした。大変な時期に、焦って行っても楽しめるのかな。気持ちよく行けるのは今だと思ったときに行きたい」と吐露していた。