お笑いタレントの岡田圭右（ますだおかだ）がこのほど、出演するテレビ東京系「世界一役に立つ！大人の社会科見学～世紀のプロジェクト！はやぶさ2成功の秘密～」（28日午後4時）のオンライン会見に、AKB48の入山杏奈、NGT48の荻野由佳、同局の森香澄アナウンサーと出席した。小惑星探査機「はやぶさ2」を生み出した聖地とも称されるゆかりの地を巡り、そこから浮かび上がる「成功の秘密」を探る番組だ。

　岡田はロケに参加し、「小型探査機といいながら手作り感いっぱいの部品が使われていて驚いた。まさに日本の匠の技を結集したのが、はやぶさ2。技術を表現した物がアナログ感というか手作り感いっぱいで驚いた」と感激していた。

　また、夢を成功させるために大事なことは何かを、はやぶさ2に携わったスペシャリストに聞いたとして紹介。「ある意味、スペシャリストの皆さんも変人。常識じゃなく枠を超えて変人になったら、新たな発想を生む。固定概念を崩して柔軟な考え方をするのが成功の秘けつ」と語った。

　さらに、自身の中で変人と思う瞬間は「仕事柄いろんな現場があるんですけど、多くのスタッフがいるスタジオで、こんな一瞬で空気が止まるというか、そういう瞬間をつくり出せるというのは、これはある意味変人だなと思いますね。スタジオがまさに今回のテーマである無重力状態になる。そういう状態を生み出せるというのは、私は変人じゃないかなと思います（笑）」と語った。

　一方、番組のテーマにちなみ、自身の“聖地”にも言及。「この世界に入ったのは、相方の増田英彦と大学時代に知り合って、相方に誘われてこの世界に入った。相方に出会わなければ芸人になろうという考えは一切なかった。実際にサラリーマンを9か月。社会人として働いています。聖地となるのは増田と知り合った、ますだおかだのルーツとなる大学」とした。

　また、番組については「宇宙との距離がだんだん縮まっていると感じた。実は宇宙人がいるんじゃないかという子どもの時に思っていたことがクリアに見えてきた」と語ると、「宇宙のスペシャリストが言っていました。宇宙人がいるかどうかを」とPRした。

　入山も、はやぶさ2にたずさわったスペシャリストから「山の頂上を見るのではなく、足元を一歩一歩見ていたら、いつの間にか頂上に着くという言葉をいただきました。高い目標を掲げて思い詰めるより、目の前の事を一つ一つこなしていくとたどり着けることを学びました」。荻野は「宇宙を分からない人でも楽しめます」とPRした。