話題の音声SNS「Clubhouse」は面白い? 20代女性が2週間やってみた

音声SNS「Clubhouse」に登録してから2週間。一通りの機能を使ってみたので、その感想を簡単に書いていきます。

音声SNS「Clubhouse」(写真はイメージ)【写真:Getty Images】
音声SNS「Clubhouse」(写真はイメージ)【写真:Getty Images】

音声SNS「Clubhouse」って一体ナニ? 使ってみて2週間

 音声SNS「Clubhouse」に登録してから2週間。一通りの機能を使ってみた20代女性の筆者が感想を書いていきます。

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「Clubhouse」なるものが突如、ツイッター上で騒がれだしたのは1月末。「voicy」や「stand.fm」など、音声メディアの中でもすでに確立されつつあるアプリが数多くある中で、「Clubhouse」という新たな音声メディアでは一体何ができるのだろうと、正直わくわくしました。新しいもの好きの友人から運よく招待を受け、1月28日にアカウントを登録することができました。

 まず、「ながら聞き」できるのがとてもいいなと思いました。今勢いのあるSNSの1つにYouTubeがありますが、画面から目を離すことができないのが、私にとっては少し苦痛。その点でClubhouseは、ラジオのように聞きながら他の作業を進めることができる手軽さも魅力だと思います。

多種多様な「room」で会話、自らも会話に参加が可能

「room」と呼ばれる場で、いろんな人がいろんな会話をしています。「〇〇好きな人、集まれ!」というコミュニティづくりが目的の双方向なroomもあれば、業界に精通した人がオーディエンスに向けて講演をしているroom、はたまた、同窓会をしているroomなど、多種多様。

 私はプロ野球が好きなので、プロ野球選手がトークしているroomをよく聞いています。普段ならば絡むはずのない選手たちが、ポジションや球団を超えて話しているのを聞くと不思議な気持ちになります。どういう練習に取り組んでいるか、今のフォームに落ち着いたきっかけはなんだったのか……。そこに他の競技の選手が参加したりもして、他では聞けない貴重な話を楽しんでいます。

 聞くだけではなく自分が話すことができるのもClubhouseの特徴ではないでしょうか。自分がモデレーターとなりroomを主催することもできますが、すでに開いているroomに後から参加して会話することもできます。それまで関わり合いのなかった人と急に同じ場で話すことになるのは緊張しますが、いい経験になっています。

 一通り、Clubhouseを使った感想を書きました。個人としては、とても面白いツールだと感じています。ただ、「iPhone限定」「招待された人のみ」というのは少し残念。Androidユーザーの友人からは「疎外感がある」と言われてしまいましたし、私がその立場なら、同じように感じるでしょう。だからと言ってどうしてあげることもできないのですが、申し訳ないなと感じます。

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