足立梨花「手話でアドリブもあった」 YouTube再生1000万回突破のMVの舞台裏
Jリーグ名誉女子マネージャー「『やべっちFC』が終わってしまったのが残念です」
14年にはJ3も発足。「サッカーが地域に根付いて、地方では東京よりもサッカーを取り上げてくれていますよね。(出身の)長崎は盛り上がりました。(ジャパネットたかたの)高田社長の存在が大きかったです。高田さんがV・ファーレン長崎の社長になってくれたことで、全国に存在を知らしめた。そういう戦略って大事ですよね。クラブが多すぎて、大変というのもありますが、全都道府県にクラブが誕生したら、もっと盛り上がるかもしれない。地元のサッカーチームだから絶対応援したいっていう気持ちって、絶対あるじゃないですか。まずはそういうところから狙っていくしかない。地域に根付いてその地域の方々に魅力を伝えていくしかないのかな」。
「Jリーグ特命PR部 女子マネージャー」は2代目(15~17年)の佐藤美希で終了してしまったが、「日向坂46に、影山優佳さんって、サッカーが大好きで、Jリーグだけじゃなくて、海外サッカーまで見ているすごい女の子がいるんです。詳しすぎて、ひいてしまうくらい知識量が半端ないんです。その子にはぜひ、Jリーグに関わってほしいです! 私たちもある程度、お役に立てたのでは、と思っていますけど、日向坂さんはファンの母体も大きいですから。アイドルファンを取り込めたら、これはすごいと思うんです」と提言。聴覚障害者への思いだけではなく、サッカー愛も熱かった。
□足立梨花(あだち・りか)1992年10月16日、長崎出身、三重県育ち。2007年、第32回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞しデビュー。10年に「Jリーグ特命PR部 女子マネージャー」に就任し、シーズン中に当時の全37クラブのホームスタジアムを訪問した。その功績が認められ、13年「Jリーグ名誉女子マネージャー」に就任。その後数多くのドラマや映画、テレビ番組等に出演し、女優・タレントとして活動。現在、NHK「土曜スタジオパーク」にレギュラー出演中。