渡辺えり、主演舞台でお嬢様役 八嶋智人の「かわいい」に「もともとかわいいんだよ!」とドヤ顔

女優の渡辺えりと俳優の八嶋智人が31日、東京・新橋演舞場でダブル主演舞台「喜劇 お染与太郎珍道中」(同所で2月1~17日、京都・南座で21~27日)の初日前会見と舞台稽古を行った。

【写真】舞台衣装で来場を呼び掛けた太川陽介、八嶋智人、渡辺えり、西岡徳馬(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
【写真】舞台衣装で来場を呼び掛けた太川陽介、八嶋智人、渡辺えり、西岡徳馬(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

三木のり平、京塚昌子が共演した1979年の「与太郎めおと旅」を再演したドタバタ珍道中劇

 女優の渡辺えりと俳優の八嶋智人が31日、東京・新橋演舞場でダブル主演舞台「喜劇 お染与太郎珍道中」(同所で2月1~17日、京都・南座で21~27日)の初日前会見と舞台稽古を行った。

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 作家の小野田勇が稀代の喜劇俳優・三木のり平、京塚昌子とタッグを組んだ1979年初演の「与太郎めおと旅」をベースにしたドタバタ痛快珍道中劇。恋人を追って京へ旅立つことになった米問屋の箱入り娘・お染を演じる渡辺は舞台衣装のあでやかな振り袖装で登場し、「みんなで面白い喜劇を作ろうと頑張っています」とあいさつ。八嶋も「面白くないはずがない舞台を頑張って作っています。安全対策を取っています」と来場を呼び掛けた。

 渡辺は今回のお嬢様役が気に入っているようで「生まれて初めて振り袖を着てかんざしも着けて……。今年66歳になったんですが、20歳から25歳の役を全編通すのも生まれて初めてです」とにっこり。さらに「小学校のときから太っていて声低かったから犬のお母さん役をしました。29歳のときの(商業演劇)デビュー作では八千草薫さんのばあや役。森光子さんとは同級生役。蜷川幸雄さんからは『ロミオとジュリエット』の乳母役でお話が来て。でも年をとったら娘役ができた」と大はしゃぎ。

 そんな渡辺の姿に八嶋が「お嬢さんを演じていて、最後にかわいく見える。なかなかかわいいですよ」と絶賛すると、渡辺は「もともとかわいいんだよ!」とドヤ顔だった。

 会見には浪人役の俳優・西岡徳馬も出席し「笑いで免疫力を高めてコロナをぶっ飛ばしてほしい」とコロナ斬り。共演俳優の太川陽介は「ものすごく幸せ。感謝の心でいっぱいです」と舞台に立てる喜びをかみしめていた。

 同舞台は新型コロナウイルス感染症予防対策のため客席のほぼ半分のみを使用する。

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