元モーニング娘。の市井紗耶香が総合プロデュースを務める15人組アイドルグループの「PATI PATI CANDY…☆」が23日、東京・有楽町朝日ホールで「お披露目イベント はじまりのカウントダウン　Episode♯1」と題したライブイベントを行った。

　同グループは元モーニング娘。の市井紗耶香が総合プロデュースを担当。オーディションアプリ「mysta」でのオンライン審査をへて、昨年7月に同所で行われたイベント最終審査でデビューメンバーが選ばれた。

　新型コロナウイルス対策のため無観客イベントとなったこの日、元気いっぱいの笑顔でステージに登場した15人は、5人ごとにフレーバーの異なるストロベリー、ブルーミント、マスカット各色のキュートな衣装で登場し「はじまりのカウントダウン」「Knock-Knock」「susume!」の計3曲をパチパチ“弾ける”ダンスとともに熱唱。

　トークタイムでは一人一人が自己紹介。統括リーダーを務めるmokaは「本日デビューすることができました。私自身もたくさん輝ける360度無敵リーダーを目指します！」と飛躍を誓った。

　ステージ終了後、フレーバーマスカットのリーダー・さぁやは「フレーバーマスカットは全員大阪出身で、通っているメンバーもいて練習を合わせるのが大変でしたが、きょうは100％出し切れました。100点です」と満開の笑顔を見せた。

　最終審査前の合宿審査では、モーニング娘。やAKB48の育ての親とも呼ばれるダンスプロデューサーの夏まゆみ氏の指導を受けながらダンスや振り付けを特訓。ステージに登壇した夏氏は「横でモニター見ていて、できるじゃん！　と思いました。なんでリハーサルでやってくれないんだろう？」と教え子の成長に目を細めた。

　市井も「15人の新たなアイドルがきょう誕生しました。素晴らしいデビューが飾れました。モーニング娘。のにおいがします。メンバーはみな個性的で素敵な化学反応が起きています。これからの日本と世界のアイドル業界を引っ張っていけるアイドルグループになると確信しています」と期待した。

　同グループは春ごろのデビューを予定している。