TAWASHI今年も東大受験!1日10時間勉強漬け…センター模試で英語194点

センター試験まで残り1か月。気合いが入るTAWASHI
センター試験まで残り1か月。気合いが入るTAWASHI

受験前はナンパ三昧…10年間で声かけた人数はなんと15万人

 現在、32歳。10代の高校生や浪人生に交じって、予備校の模試も受けている。代ゼミの東大模試では、東大受験者全体の中で真ん中ほどの順位で、D判定が出た。東進の東大模試はE判定だったものの、10月に行われた河合塾のマーク模試では、900満点中753点で、得点率は84%。英語とともに苦手だった数学も、できるようになり「センターでは8割は超えられる」レベルにまできた。

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「受験生の友達は1人もいませんが、模試を受けに行くと、『“ドラゴン堀江”を見ていました』『“ドラゴン堀江”に触発されて、大学を辞めて、東大を目指しているんです』と声をかけてもらっています。『頑張ります。やる気出ます』と言ってもらえる時もあって、自分が生きている実感が得られるんです」

 東大受験をする前は、“ナンパ”ネタを売りに活動してきた。20歳のころから始めて、過去10年間で声をかけた人数は約15万人。1日10時間ちかくナンパをしていたこともある。自分を変えるために、渋谷や六本木などで、ひたすら声をかけていたという。こうした“のめり込む姿勢”が受験勉強に役立っているのかもしれない。

「今はお酒はもちろん、女性も断っています。本当に女性としゃべっておらず、しゃべろうとすると赤面しちゃいます。東大に受かるために最大限の努力をしている。直線的に合格に向かっている感じです。寝る食う以外は勉強。眠たくなるので、炭水化物は抜いています。残り1か月がとても重要だと思う。ここから修羅のごとく勉強します」

 これまで、受験企画などで芸能人が、東大に合格したケースはない。32歳のお笑い芸人が奇跡を起こせるのか。

□TAWASHI(たわし)本名・島津健一郎。1987年7月26日、新潟県生まれ。32歳。ガリベンナンパ師の異名を持つ男。2008年にコンビとして芸能デビュー。17年からピン芸人として活動を開始。趣味は勉強、ナンパ。

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