「週刊少年ジャンプ」(集英社)史上初めての「ワンピース」地上波冠番組「ワンピースバラエティ　海賊王におれはなるTV」の第5弾が、27日深夜0時45分～1時45分に関東ローカルで放送される。

「ワンピース」の原作者・尾田栄一郎氏も毎回欠かさずこの番組を見ており、「ワンピースでどう遊んでもらってもいいです！」とMCのお笑いコンビ「かまいたち」に、直接LINEメッセージを送ったという。今回の第5弾もいつも通りのトークや企画など、爆笑＆マニアックな企画満載のワンピース愛あふれるおもしろ企画を準備している。ワンピース好きたちが送る、ワンピース総合バラエティー番組だ。

　MCは、芸能界一「ワンピース」に詳しいかまいたち、そしてナレーションは、モンキー・D・ルフィ(田中真弓)が務める。かまいたちは、毎回何らかのワンピースキャラクターに扮(ふん)して登場しているが、今回は山内がまさかのドン・キホーテ海賊団・ラオGとなって登場。クオリティーが高すぎて、ちょっと怖いくらいの見た目に、相方の濱家も「これでトークすると思うとちょっと嫌」と思わぬ本音が出たほどだ。

　トーク企画では、毎回芸能界の“悪魔の実の能力者”と疑われる人物を探し出し、ゲストに迎えてワンピース愛を語ってもらい、何の実の能力者かを判定する企画「芸能界の悪魔の実　ワンピ好きの能力者トーク」を実施しているが、今回のトーク企画のゲストには、本業のお笑い以外にも俳優や声優業で忙しい、バタバタの実の能力者・お笑いコンビ「ミキ」の2人が登場。亜生は武器屋の店主・いっぽんマツ、そして兄の昂生は少しわかりにくいが火拳のエース・ポートガス・D・エースのコスプレでやってきた。

　ミキの2人は、今回かまいたち濱家に直談判して、出演枠を獲得したというほど、ワンピース愛が強いという。トーク企画の最後には、毎回かまいたちの2人が、ゲストが何の実の能力者なのかを判定しており、“悪魔の実の能力者”に認定されると、尾田氏直筆の悪魔の実をもらうことができるが、今回は、年末年始で多忙な尾田の負担も考え、ミキの2人のどちらか1人だけが悪魔の実をもらうことができるというルールとなっている。悪魔の実がもらえるのは果たしてどちらに？

　そしてトークでは、「ワノ国編がおもしろすぎる」、「回想シーンがたまらない」、「好きなシーンは？」など、ワンピース好きならではのテーマでミキもかまいたちも熱弁が止まらない。さらにワンピースが大好きだという昴生の妻が、アニメ「ワンピース」の中にミキの漫才衣装と全く同じ色味のキャラを見つけ、以前より「あれは、尾田先生が、ミキを意識して描いたはず。尾田先生がミキを好きだというメッセージかも知れない」と疑っていたということで、その真相を収録現場に同席した集英社のワンピース編集担当に直撃する。

　そして毎回放送後にSNSのトレンド入りするほど人気の企画、「三大将のオーナイツニッポン」が再び。原作者の尾田氏も「むちゃくちゃおもしろい！」と絶賛したこの企画だが、第4弾でリスナーのリクエストに応えて、ワンピースのテーマソング「ウィーアー！」を熱唱し、大好評だったことを受け、今回は新たに、今年の大ヒットソング・瑛人の「香水」を熱唱する。そして今回も人気芸人・飯尾和樹(ずん)が登場。これまで番組には何度も登場している飯尾だが、実はワンピースのコミックスを読んでいなかったと言うことで、新企画、「ずん飯尾が、ワンピースを1巻から全部読む！」という新企画が始動する。ワンピースの1巻を初めて読んだ飯尾の感想は？

　ワンピース愛がたっぷり詰まった1時間になりそうだ。