【気になる人】朝ドラ「エール」藤堂先生の妻役の堀内敬子が「エール」を見た息子に言われた一言とは

非常に若々しく声もかわいらしい【写真: 山口比佐夫】
非常に若々しく声もかわいらしい【写真: 山口比佐夫】

母の影響で高校卒業後に劇団四季へ

 演技だけでなく歌番組でも実力を発揮できるのは、ミュージカルの劇団四季出身ゆえ。舞台で本格的に芝居や歌の実力を磨いてきた。高校卒業後に劇団四季付属研究所に入ったのが、芸能界入りのきっかけだ。

「舞台好きの母の影響です。7歳からクラシックバレエをやっていたんですけど、小学校6年生のとき、劇団四季の『キャッツ』を観に連れて行ってもらって、『こんなすごい世界があるんだ!』と思いましたね。それから、ニッセイ名作劇場(小学生向けミュージカル)やミュージカル『アニー』にも観劇に連れて行ってもらいました。高校も母の勧めで演劇科に進み、劇団四季に入って、いつの間にかここまで来ていた、という感じです」
 
 子どもの頃はデパートの店員になるのが夢だったという。

「3人きょうだいの末っ子なので、お洋服やランドセル、机とかお下がりばっかりだったんです。それで、きらびやかな場所で新しいものに囲まれて生きていきたい、って憧れました(笑)」

 3人きょうだいで兄は11歳年上、姉は9歳年上。かわいがられて育ったに違いない。

「祖父母も一緒に住むにぎやかな大家族で、みんな年上だったのでみんなが私の親みたいにかまってくれました(笑)。特に、母はおいしい手作りの食事をいつも用意してくれました。まだピザがそれほど一般的ではなかった時代に、ピザを生地から手作りし、アイスもケーキも手作りしてくれました」

お米が大好きで糖質制限はしない!

 母親の手作り料理の影響は大きく、今の堀内さんの美容と健康の源となった。

「食べることに貪欲になりました(笑)。この時期でしたら、季節を感じるサンマをいただいたり、時間があるときは餃子を皮から作ったり、パンやピザもケーキも手作りしたり。手作りしたほうがおいしいのはもちろんですが、料理のときは雑念が無くなってストレス発散にもなるんです」

 お米が大好きで、最近、流行の糖質制限は“しない派”だ。

「自分の場合はご飯などの糖質を食べないと代謝が悪くなって、肌や髪の毛のツヤがなくなってしまって、体質には合わないと思っていて。だから、ご飯もちゃんと食べます。食事制限はむやみにせずに、好きなものを食べる。それが私の美容と健康の秘訣(ひけつ)です」

 堀内さんの真っ白でキレイな肌には説得力がある。

「もともと肌がすごく丈夫で、舞台でいろんな色のドーランを塗っても、荒れたことがないんです。もちろん日焼け止めは毎日、朝から塗っていますし、よく睡眠をとるように心がけてもいますよ」

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