二宮和也、日本映画の強みは「ミニマムな空間や展開」 変わってほしい環境も明かす

俳優の二宮和也が27日、都内で「第39回東京国際映画祭」の提携企画として開催されたケリング「ウーマン・イン・モーション」トークに出席。10年後の映画界への思いを語った。

イベントに登壇した二宮和也(右)【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した二宮和也(右)【写真:ENCOUNT編集部】

「笑って、泣けるものを常に作っていきたい」と意気込みも

 俳優の二宮和也が27日、都内で「第39回東京国際映画祭」の提携企画として開催されたケリング「ウーマン・イン・モーション」トークに出席。10年後の映画界への思いを語った。

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「10年後の映画界で1つだけ変わってほしいこと」を聞かれた二宮は、「エンタメの世界観で言うと、やはりユーザーさん、見ている方に楽しんでもらいたいと思っている。1人でも多くの方に感動してもらい、笑って、泣けるものを常に作っていきたいと思っている。その気持ちの受け止め方に寛容になっていきたい」と話す。

 続けて「というのも、いろんな角度からいろんなことを言われる時代になってきた。そうなると目指しづらい世界になるのが一番良くないと思っている。『実はあの作品を見て俳優をやろうと思った』『映画業界にいこうと思った』という人がどんどん増えるような環境を作っていきたいなって思いますね」と目標を語った。

 昨年、主演した映画『8番出口』でカンヌ国際映画祭に出席。「日本映画にフォーカスが集まっている感じがしています」と現地で感じたことを紹介した。“日本作品のらしさ”とは何かと問われると、考えながら「ミニマムな空間や展開が非常に得意なのかなって思っている。抽象的なものの表現とか、オノマトペとか、その手数が多い国だと思う。それが割と得意で日本らしいのでは」と持論を述べた。

「ウーマン・イン・モーション」は、2015年カンヌ映画祭にて、カメラの前と後ろで活躍する女性たちに光を与えることを目的とし、創設された。この日、トークにはエイミー・ホンマ氏(アカデミー・ミュージアム・オブ・モーション・ピクチャーズ館長兼プレジデント、アカデミー・コレクション統括責任者)、『国宝』などを手がけた映画プロデューサーの村田千恵子氏も参加し、オープニング・スピーチは是枝裕和監督が務めた。

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