人気ミュージシャンの福山雅治と稲葉浩志(B’z)とのビッグな対談が実現し、スペシャル対談ムービーが13日、「福山雅治Official YouTubeチャンネル」で公開となった。

　今回の対談は、福山のデビュー30周年の特別企画として実施。音楽界を代表する2人が熱く語り合ったのは日本、そして世界の音楽シーン……ではなく、2人がこよなく愛する総合格闘技「UFC(Ultimate Fighting Championship)」についてだ。2014年に稲葉浩志 Official Website「en-zine」のスペシャルコンテンツとして公開された「総合格闘技UFC対談」から約6年の時をへて、再び夢の対談が実現となったのだ。

　総合格闘技への“愛”があふれすぎる2人。前回14年には、稲葉側のオファーから、Official Website「en-zine」でUFC格闘技対談を配信。熱い“舌戦”を展開した。その第2ラウンドとも言うべき今回のUFC対談2020は、福山側からのオファーに稲葉が応じた形で、両雄が再び相まみえることとなった。司会は前回同様、長年UFCの実況を務めてきたアナウンサーの高柳謙一氏が担当する。

　20年のトークバトルは、前回とは大きく違う局面での対談となった。というのもこの新型コロナウイルス禍で、福山は12月8日にリリースとなる、約6年8か月ぶりのオリジナルアルバム「AKIRA」の制作に集中。その影響もあり、UFCの最新情報を追い切れない状況に陥っていたのだ。そこで今回は強力な有識者ゲストとして、格闘界では「世界のTK」の異名でも知られる総合格闘家で、総合格闘技道場ALLIANCE代表の高阪剛氏を招き、近年のスター選手や、業界の動向を分かりやすく解説していく。

　福山、稲葉両者がまず注目したのは、10月25日に予定されていたUFC史上屈指の好カード「ハビブ・ヌルマゴメドフVSジャスティン・ゲイジー」戦。続いて近年のUFCにおける新世代のファイターの魅力、さらには過去と現在の総合格闘技のファイトスタイルの変化。また、音楽界で戦う2人が、リング上で戦うファイターに「魅せられる瞬間」など、ここでしか聞けない超貴重トークが展開される。そこに高阪氏の現役の格闘家としての専門性の高い見解が加わることによって、20年のUFC格闘技対談は大白熱！　格闘技をこよなく愛する男たちによる、さらに深度を増した1ラウンド30分のトークバトルは必見だ。