毎熊克哉、主演映画は「ずっと最後までひどい男」役 俳優としての「やりがい」明かす
俳優の毎熊克哉と小島梨里杏が20日、都内で行われたダブル主演映画『月がみている』(11月20日公開)の完成披露イベントに、吉田羊、渡邉直子監督とともに登壇。毎熊は自身が演じた役柄を「ひどい男」と表現し、小島は官能的な作品への出演に迷いがあったことを明かした。

撮影の約7割をフランスで実施
俳優の毎熊克哉と小島梨里杏が20日、都内で行われたダブル主演映画『月がみている』(11月20日公開)の完成披露イベントに、吉田羊、渡邉直子監督とともに登壇。毎熊は自身が演じた役柄を「ひどい男」と表現し、小島は官能的な作品への出演に迷いがあったことを明かした。
人気俳優の韓国からスタートした愛車遍歴…“顔”で決めるクルマ選び(JAF Mate Onlineへ)
本作は、『失楽園』『愛の流刑地』などで知られる作家・渡辺淳一さんの小説『シャトウ ルージュ』を、渡辺さんの娘である渡邉監督が女性の視点から再構築した作品。愛と性をめぐる男女のすれ違いや再生を描き、撮影の約7割がフランスで行われた。
毎熊はエリート医師の原田克彦、小島はその妻・月子を演じる。毎熊は出演を決めた理由を聞かれると、原作者の娘がメガホンを取り、新たな女性の視点を加えることに興味を持ったと説明。「それができるのは1人しかいないというか、他の人にはできないチャレンジだと思ったので、そこに面白みを感じました」と振り返った。
続けて、自身の役柄に関して「まあ、ひどい男なんですね。ひどいんですよ。ずっと最後までひどい」と紹介。「僕も俳優として、ひどい男を演じることにやりがいを感じるタイプなので」と明かし、嫌悪感を抱かれるような人物でありながら、多面的なキャラクターとして表現することに挑戦したかったと語った。
一方、小島は脚本を読む前から渡邉監督の思いに賛同していたというが、「今までここまで官能的な作品に参加したことがなかったので、ちょっと迷いもありました、正直」と告白。それでも脚本を読んだ際には「すごく心をハグされるような温かいものが残った」といい、「不思議と涙が出そうになる感覚になりました」と振り返った。
さらに、出演に勇気が必要だった理由を考える中で「自分自身のことを本当の意味で愛せていないと気づかされた」と吐露。自分の欠点や考え方の癖も受け入れることの大切さを感じたといい、「未熟な自分だからこそ月子をやるべきだなと思いました」と役への思いを語った。
また、フランスでの撮影を振り返った毎熊は「城は、ある意味この作品には絶対に必要で。寺では駄目なんです」と語り、現地の田舎町には日本とは異なる独特の雰囲気があったと説明。「緑も淡いし、光も淡いし、そういう世界観に身を投じられた、ぜいたくな撮影期間でした。本当に、横着して日本で撮らなくてよかったなと思いました」と充実感をにじませた。
小島も撮影地の城について「自然豊かで、お庭もすごくすてきなんですよ」と紹介。城には猫が住んでいたといい、「私は猫ちゃんがすごく好きなので、心が洗われました」と笑顔を見せた。さらに、現地の住人と「ボンジュール」とあいさつを交わしたことなどを振り返り、「日本で撮った撮影とは違った空気が流れていたと思います」と語った。
あなたの“気になる”を教えてください
