最近、テレビなどでよく見かけるけど、どういう人？　といった「気になる人」の素顔を探るインタビュー企画。今回は、大食いフリーアナウンサーとして活躍中の谷あさこ。美貌と抜群のプロポーションの持ち主だが、外見からは想像できない大食いというギャップが魅力。普段の大食いぶりや太らない理由、夢や結婚観なども聞いた。まずは、いつから自分が大食いと認識するようになったのか。

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「大学生になってすぐです。高校までは食べることに興味がなく、ガムのカロリーを気にするくらいでした。大学に入って友達と学食に行くとか外食の機会が増え、高カロリーの物を食べても太らなかったんです。それから好きな物を気にせずに食べるようになりました。最近はおいしい物をどれだけおいしく楽しく食べるかに人生をかけています(笑)」

　大食いのきかっけはあったはず。

「5皿まで食べていい学食があり、いろんなお料理を見ていたら、おいしそうと思って全部食べたくなりテーブルが料理で埋まりました。そしたら全部食べられたんです。5人前。好き嫌いが多いほうでしたが、食べたらおいしいことに気付き、食べられる物が増え、量も増えていきました。意識して大食いになろうとしたわけでなく、ただ単においしくて食べていたら結果的に人よりも食べられたという感じです」

　毎食5、6人前を食べるのか、また食べる量の記録も気になる。

「食べなくても平気なんです。だけど食べることがすごく好きなので目の前に好きな物があれば食べます。多い時はお肉で4キロ、ご飯ならお茶碗10杯、ピザは7キロ、かつ丼は5.2キロ、うどんは16玉食べたことがあります」

　体重は大丈夫か。

「私、1回なら、たくさん食べても太らないです。1日3食、めちゃくちゃ食べて5日続けたら太るのかもしれません。たくさん食べた翌日は体が欲していなくて何も食べなかったりします。食べたら運動すれば何の問題もないことにも気付きました」

　食べたらすぐに太ってしまうタイプの人もいる。アドバイスがあれば。

「ポジティブなことが一番。これを食べたら太るかもと思って食べると、脳は単純で、吸収率が上がり、太らないと思って食べたほうが吸収率が下がったりするみたいです。あと、食べないで体が飢餓状態になると吸収率が上がるので、ある程度、食べたほうが太らないと思います。私も食べていた時のほうが燃焼系の体になってダイエットに成功しました。食べないダイエットはよくないです。ポジティブに好きな物を適量に食べるのが一番。ジムの人とか、いろんな人に教えてもらい、実践して学んだダイエット成功の秘けつです」

　それだけ食べられるのに大食い選手権に挑戦しないのは不思議。

「絶対に無理です。早く食べられないので。私は大食いになりたくてなったわけではなく、食べることが好きで食べていたら結果的に人よりも多く食べていたという状態。時間制限がなく好きな物だけなら延々とダラダラ食べていられるかもしれませんけど(笑)」