映画「水上のフライト」に各界から感涙の声 笠井信輔「訴えるものがありました」

中条あやみがカヌー選手役に挑戦し、13日に封切りとなった映画「水上のフライト」(兼重淳監督)。自分の実力に絶対の自信を持つ高慢なヒロインがある日、不慮の事故によって二度と歩くことができなくなってしまう。未来を閉ざされた中でカヌーと出会い、夢を実現させていくという実話から着想を得た、感動のサクセスストーリーだ。全国公開に合わせ、各界の著名人から感涙の声が届いた。

映画「水上のフライト」で主演を務めた中条あやみ【写真:(C)2020 映画「水上のフライト」製作委員会】
映画「水上のフライト」で主演を務めた中条あやみ【写真:(C)2020 映画「水上のフライト」製作委員会】

実話から着想を得た感動のサクセスストーリー

 中条あやみがカヌー選手役に挑戦し、13日に封切りとなった映画「水上のフライト」(兼重淳監督)。自分の実力に絶対の自信を持つ高慢なヒロインがある日、不慮の事故によって二度と歩くことができなくなってしまう。未来を閉ざされた中でカヌーと出会い、夢を実現させていくという実話から着想を得た、感動のサクセスストーリーだ。全国公開に合わせ、各界の著名人から感涙の声が届いた。

 本作には主演の中条のほか、杉野遥亮、大塚寧々、小澤征悦が出演。挫折からはい上がり、カヌーというスポーツを通して成長する主人公、それを支える仲間たちとの絆に、共感と称賛の声が到着した。

 映画監督の犬童一心は「人の優しさが水の優しさを通して伝わってくる。カヌーの魅力に癒されました。心の奥からどうしようもなくフツフツと湧きがるもの。恐れずそれに身を委ねることで世界が変わっていく。一緒に変わっていく中条あやみさんの表情に見惚れました」と絶賛。

 フリーアナウンサーの笠井信輔も「いったい何回、目頭を熱くしたことでしょう。涙があふれました。困難に直面した時に、どうそれを乗り越えてゆくのか? 個人的ではありますが、私もこれから、自分の夢を実現させようという時に病魔に倒れてしまい、絶望の淵に立たされたので、遥かの気持ちは痛いほど分かりました。周囲のサポートのもと自分は生きていたというその“気付き”が、見ている私たちに非常に訴えるものがありました。新たな人生を歩んでいこうという自分の歩く道を見つけているという自信に満ちた姿が心に響きました」とコメントした。

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