小泉今日子、活動休止前ラストライブで体現した普遍的な魅力 31公演を駆け抜けた“還暦ツアー”

歌手・小泉今日子が、2026年1月から5月まで全国23都市31公演を回った還暦ツアー『KK60 ~コイズミ記念館~ KYOKO KOIZUMI TOUR 2026』のファイナルとなった、沖縄コンベンションセンターでの公演の模様が、10月24日に全国59の映画館で『アンコールビューイング』として上映される。

還暦ツアーを開催した小泉今日子【写真:田中聖太郎】
還暦ツアーを開催した小泉今日子【写真:田中聖太郎】

10月24日に全国59の映画館で『アンコールビューイング』として上映

 歌手・小泉今日子が、2026年1月から5月まで全国23都市31公演を回った還暦ツアー『KK60 ~コイズミ記念館~ KYOKO KOIZUMI TOUR 2026』のファイナルとなった、沖縄コンベンションセンターでの公演の模様が、10月24日に全国59の映画館で『アンコールビューイング』として上映される。(文=福嶋剛)

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 同ツアーは、全会場がソールドアウト。約9万人を動員するなど、近年では、最大規模のツアーとなった。『なんてったってアイドル』『学園天国』『あなたに会えてよかった』『木枯しに抱かれて』をはじめとした誰もが知るヒット曲から、『潮騒のメモリー』、『T字路』といった出演作品から生まれた楽曲まで、歌手として歩んできた時間を振り返る構成となった。

 スパンコールのミニワンピ、ロングスカート、白のパンツスーツ、黒のドレスと、幕ごとに衣装やヘアメイクが替わり、そのたびに過去と現在を行き来する。まさに「コイズミ記念館」の名にふさわしい、彼女の物語を見ているような時間を観客は楽しんだことだろう。

 さらにこのツアーでは、AIを使用したコーナーも用意された。AI相手に会話をしたり、「60歳の小泉今日子が、もし今、最高のヒット曲を作るなら?」というお題で、AIに曲を作らせ、実際に歌ってみたりと、小泉が今のAIをどう感じているのかまで伝わるユニークな演出も盛り込まれていた。

 そんな記念すべきツアーの千秋楽として、ライブビューイングで全国に生中継された沖縄公演は、スクリーンからでも十分にリラックスした雰囲気が伝わってくるステージとなっていた。MCでも「今日は最終日なので『のどが枯れてもいいじゃん』て、そんな気分で気楽にやらせてもらっています」と語り、これまでの緊張から解き放たれた笑顔の絶えない表情がとても印象的だった。

 また、客席から送られた「かわいい!」の声援には「言われすぎてお腹いっぱい」と笑い、ファンが掲げたメッセージボードを見て、まるでラジオ番組のように一つひとつ読み上げてリアクションを返していく姿には思わずほっこりする。

 懐かしいのに、古くない――。そんな魅力が詰まったステージが「コイズミ記念館」だった。

 そして、このライブが再びスクリーンに帰ってくる。10月24日、全国59の映画館でアンコール上映が決定した。何度見ても新鮮な気持ちになる特別な一夜であり、見逃した人には、世代を問わずアイドル・小泉今日子を堪能できるチャンスとなっている。

 ツアーの千秋楽で2026年内の活動休止を宣言し、現在は充電期間中の小泉だが、再び100パーセントのエネルギーでファンの前に立ってくれる日を心待ちにしながら、映画館ならではの大画面と音響で沖縄ファイナルを満喫することができる。

○公演タイトル:KK60 ~コイズミ記念館~ KYOKO KOIZUMI TOUR 2026 ENCORE VIEWING
日時:2026年10月24午後6時
会場:全国59劇場

詳細:https://www.oshiview.jp/event/kyon2_20261024/または、「小泉今日子 アンコールビューイング」で検索

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