和田アキ子、膝・股関節の手術乗り越え『生涯現役』宣言「自分の足で立って歌いたい」

歌手の和田アキ子が8日、都内で行われた「歩く人生に、つづきを。展」メディア発表会に、タレントの井上咲楽、フリーアナウンサーの垣花正と共に出席。自身の闘病体験を振り返り、「痛みを年齢のせいにせず、我慢せずに相談してほしい」メッセージを送った。

取材会に出席した和田アキ子【写真:ENCOUNT編集部】
取材会に出席した和田アキ子【写真:ENCOUNT編集部】

「歩く人生に、つづきを。展」発表会

 歌手の和田アキ子が8日、都内で行われた「歩く人生に、つづきを。展」メディア発表会に、タレントの井上咲楽、フリーアナウンサーの垣花正と共に出席。自身の闘病体験を振り返り、「痛みを年齢のせいにせず、我慢せずに相談してほしい」メッセージを送った。

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 日本法人ジンマー・バイオメットは、膝や股関節をはじめとする関節の痛みの“見えにくい我慢”に気づき、いつまでも歩き続けられる暮らしについて考える、疾患啓発プロジェクト「歩く人生に、つづきを。」を始動。同プロジェクトを象徴する企画として、展示・体験イベント「歩く人生に、つづきを。展」を今月9日~10月12日にKITTE丸の内1階アトリウムにて開催する。

 2022年に、年末恒例のBLUE NOTE TOKYOでのライブに向けて体幹を鍛えるためにピラティスを行ったところ、腸骨筋挫傷(股関節の肉離れ)を患い、ライブは乗り切ったものの、症状は悪化し変形性股関節症へと進行したという和田。左足をかばいながら生活を続けた結果、右膝までも激しい痛みに襲われたとそうで「『膝が痛いな』と言っても歳のせいにされるけど、あれはよくない。自分で勝手に判断してしまうと症状を悪化させる場合もある。私ももうちょっと早く先生のところへ行っていればよかった」と訴えた。

 そして、「自分の足で立って歌いたい」という思いと医師の勧めのもと、23年9月に右膝に単顆人工膝関節置換術を実施。術後2日目の写真が披露されると「せめて口紅を塗っておきたかったね。眉毛も描いておけばよかった」と後悔しつつ、「この(並行)棒のところを行ったり来たりしたんだけど、情けなくて泣きながらやっていましたね」と回顧。そして、24年1月には左の股関節の手術も受けた。

 そんなシリアスな闘病生活を明かした和田だが、ラジオを長年一緒にやっている垣花から「膝が痛かったはずなのに、世界チャンピオンの井上尚弥選手がラジオのゲストに来た時はリーチを確認していましたよね。上半身だけでやる気なんだなと思いました」とのエピソードが明かされると、和田は「井上尚弥より私、リーチが長いんですよ」と胸を張りつつ、「そういう冗談が言えるのも元気があってこそ」と笑顔を見せた。

 さらに、今後の目標を問われた和田は「生涯現役」と書いたフリップをお披露目し「昔から言っていたんですけど、おっぱいが垂れてお腹がぽっこんでシワシワでも、声さえ出ていれば、真っ赤なマニキュアを塗ってブルースを歌い続けたい」と目を輝かせ、サミュエル・ウルマンの詩『青春』の「人は年齢を重ねるだけで老いはしない」という一節を引き合いに出し、「老いるというのは希望ややる気を失うことを言うんだと。あとは茨木のり子さんの『自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ』というのがあって、生涯現役でいるためにも、これをみんなに教えてもらったり、後輩には教えてあげられる人間になれたらいいなと思っています」としみじみと語った。

 最後に、和田は「人生100年と言われる中でいろんな健康法もありますけれども、まずは自分の健康、自分の足で歩いて生きる人生を長く考えて、自分自身のテンションを上げて持っていく。病気に限らず困ったときは誰かに相談して、心も体も元気で生きていきたいなと私は思っています」と力強く語り、「メディアの方で、ちょっと戸惑っている方もいらっしゃるかと思いますが、たまには真面目な和田アキ子も載せてください。今日は井上尚弥を書かれそうで嫌ですけど……」と言い会場の笑いを誘った。

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