堤防決壊で田んぼに異変、まさかの光景「胸が痛い」…流されたコイの過酷な運命

台風25号による大雨で堤防が決壊した千葉県北部の印旛沼で、養魚場から流されたコイの悲惨な状況が報告され、心配の声が広がっている。現地を視察したYouTuberのあらかわちゃんねる(@turisaitama)さんに詳しい話を聞いた。

印旛沼周辺の田んぼで泳ぐニシキゴイの姿【写真:X(@turisaitama)より】
印旛沼周辺の田んぼで泳ぐニシキゴイの姿【写真:X(@turisaitama)より】

YouTuberの報告に「コイ10万匹が逃げるとなるとここまでの数になるか」

 台風25号による大雨で堤防が決壊した千葉県北部の印旛沼で、養魚場から流されたコイの悲惨な状況が報告され、心配の声が広がっている。現地を視察したYouTuberのあらかわちゃんねる(@turisaitama)さんに詳しい話を聞いた。

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「印旛沼の氾濫で逃げたコイの現状見てきた 水たまりや水路でギリギリの個体も多数確認 養魚場で話聞けたけど敷地内で回収できるものは可能な限りしたものの9割以上の設備が使えなくなってて回収したものを維持するので精一杯とのこと 近隣の川や水路、沼に流れたコイは現状では回収が厳しく施設の状態が壊滅的だった 1日でも早い復興を願ってます」

 28日、あらかわちゃんねるさんがXに画像を投稿すると、SNS上には、「胸が痛い」「コイ10万匹が逃げるとなるとここまでの数になるか」「この鯉たちもだけど、元の飼い主さんも気の毒」「餌まきもできないし、かわいそう」と大きな被害に心を痛める声が相次いだ。

 埼玉の荒川を中心に活動しているあらかわちゃんねるさんが、記録的な大雨に見舞われた印旛沼を訪れたのは、26日深夜から27日にかけてだった。

 印旛沼は2か所の堤防が決壊し、周辺は甚大な被害に見舞われた。施設の床上浸水により営業休止となっている養魚場からは飼育していたニシキゴイや金魚などが流された。

 あらかわちゃんねるさんは、流されたコイが、このまま生き延びられる可能性について、「ここは田んぼなので水が入ったり抜けたりするのでなかなか難しいかと思います そして野生には様々な菌がいるので復旧まで生き延びても隔離して飼育するなど万全の体制でないと難しいとお話し聞きました……」と説明。

 田んぼで確認したコイは目視だけで100匹を超え、死んでいる個体もあちこちにあった。

「死んでるものは酸欠や鳥に食べられたと思います」

 その言葉を想起させるような場面も目の当たりにした。養魚場に隣接する田んぼには、数えきれないほどのサギが飛来。ぬかるんだ水面を盛んにつついていた。

「大量のコイがいたんだろうな……」

 被害の大きさを物語る光景だった。

 あらかわちゃんねるさんは、「今は水が引いて徐々に復旧に向かってると思いますが、次の台風も心配です」と話し、1日も早い復旧を願った。

次のページへ (2/2) 【動画】まさかの光景に「胸が痛い」 実際の田んぼの様子
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