北村匠海、主演映画初日に“初めての感覚”「うれしくもあり、少し寂しくも」 撮影は「俳優としての集大成だと思って臨んだ」

俳優の北村匠海が25日、都内で行われた映画『しびれ』初日舞台あいさつに榎本司、加藤庵次、穐本陽月、内山拓也監督と共に登壇した。

イベントに出席した北村匠海【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した北村匠海【写真:ENCOUNT編集部】

『しびれ』初日舞台あいさつ

 俳優の北村匠海が25日、都内で行われた映画『しびれ』初日舞台あいさつに榎本司、加藤庵次、穐本陽月、内山拓也監督と共に登壇した。

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 本作は、『佐々木、イン、マイマイン』などの内山監督が故郷の冬の新潟を舞台に、居場所とアイデンティティーを模索する少年の物語を自伝的作品として世に放った渾身作。第26回東京フィルメックスで審査員特別賞を受賞し、第76回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に正式出品され、「観る者の心に長く余韻を残す作品」と高く評価された。

 主人公・大地の青年期を演じた北村。この日は幼少期から大地を演じた俳優たちが勢ぞろいしたが、「みんなで初日を迎えられてすごくうれしい思い、そして少し寂しくも思います。この寂しさは自分にとっての初めての感覚です」と率直な感想を述べる。

 北村はデビューから20周年という節目を迎えたが「どんな俳優人生を送ったとしても、このタイミングで『しびれ』と出会っているんだろうなと感じられる作品」と、自身にとって運命的な出会いだったことを明かすと「自分にとっても俳優としての集大成だと思って臨みました」と撮影を振り返る。

 この作品は、内山監督が19歳の時に脚本を執筆したという。北村は「僕は19歳の時『君の膵臓をたべたい』という作品をやっていました。そして自分の中で俳優が始まったと思っている。その意味でずっと、内山監督とは並行して歩いていたような気がしています。本当に内山監督には感謝しています」と述べていた。

 それぞれの時代の大地を演じた俳優たち。北村とは直接的な撮影での接点はなかったが、榎本は「とても格好良くてオーラがすごい」と北村の印象を述べると、加藤は「お会いする前から、とても優しくて面倒見がいい方というイメージだったのですが、想像以上に優しくて温かみがある方でした」と絶賛。

 また幼少期の大地を演じた穐本は「匠海くんは、僕がずっと憧れていた人。撮影ではお会いできなかったのですが、同じ映画に出演できてすごく嬉しかった。完成した映画を観て、いつか一緒にお芝居してみたいです」と語ると、若手俳優たちの言葉に北村は破顔していた。

 また、後輩俳優から「どうしたら感情を伝えられるか?」という質問をされた北村は「昔、感情の蓋があり、ディレクションされると、よりその蓋が重くなり泣けなかった時がありました。でも、必ずその蓋はいつか取れます。僕も19歳の時『君の膵臓をたべたい』で初めてその蓋が取れました。きっと取れます」とアドバイスを送っていた。

次のページへ (2/2) 【写真】アザーカット
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