那須川天心VS亀田興毅は“世紀の日本人対決”となるのか

【写真:山口比佐夫】
【写真:山口比佐夫】

 試合後の囲み取材で、那須川は「ヘッドギアをつけて重いグローブをつけての試合はやりづらかった。今後はプロのルールでもやってみたい」と明言。興毅の印象については「いい意味でも悪い意味でも格闘技、日本を盛り上げた男」と話すと、「自分がどこまで戦えるか楽しみ。ラウンドにはこだわりはない。できれば、ヘッドギアなしの8オンスとかでやりたい。ガチでやりたいですね」とも言及した。

【写真:山口比佐夫】
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 この日、那須川と対戦した藤崎は「テンポの速さについていけなかった。怖くて前に行けなかった」と、その迫力に圧倒された様子。元世界王者のテーパリットも「那須川には若くてスピードがある。亀田をKOで倒すと思います」と予測。本来はキックボクシングの選手である那須川だが、ボクシングでもメキメキと力をつけているようだ。

【写真:山口比佐夫】
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 興毅も、那須川戦に目の色を変えて挑んでくるのは間違いない。プロボクシングで世界3階級制覇した王者としてのプライドもある。相手がいくら若くて勢いがあるとはいえ、キックボクシングの選手に“本業”のボクシングで負けるわけにはいかないだろう。

 以前に放送されたAbemaTVのドキュメンタリー番組内で興毅は、自らのボクシングジムが経営難となり、子供を幼稚園に通わすお金も苦しくなったと、貧困生活を告白したこともある。自身の生活のためにも、子供のためにも、ガチンコで1000万円をつかみ取りにいくだろう。

【写真:山口比佐夫】
【写真:山口比佐夫】

 18日の番組内で元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志さんは、興毅について「最近、飲みに誘っても来ない」と話している。すでに、浪速の闘犬は6・22に向けて猛特訓に入っている可能性もある。

 果たして、どんなバトルが展開されるのか。低迷していると言われる格闘技界の将来もかかる試合となる。

(ENCOUNT編集部)

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