加賀まりこ、朝ドラ制作陣に異例の要望「綺麗事にしないで」 “ヒロイン”石橋静河に助言「ぶりっ子はやるな」

俳優の加賀まりこが、東京・渋谷のNHKで行われた、連続テレビ小説『ブラッサム』(月~土曜午前8時)の第1週試写会後の会見に出席。ヒロイン・葉野珠の85歳を演じるにあたり、制作陣に異例のリクエストを伝えた。

第1週試写会に出席した加賀まりこ【写真:ENCOUNT編集部】
第1週試写会に出席した加賀まりこ【写真:ENCOUNT編集部】

『ブラッサム』でヒロイン・葉野珠の晩年役

 俳優の加賀まりこが、東京・渋谷のNHKで行われた、連続テレビ小説『ブラッサム』(月~土曜午前8時)の第1週試写会後の会見に出席。ヒロイン・葉野珠の85歳を演じるにあたり、制作陣に異例のリクエストを伝えた。

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 俳優の石橋静河が主人公・葉野珠を演じる本作は、明治、大正、昭和を駆け抜け自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルにした物語。明治30年(1897年)、山口県岩国に生まれた珠が、激動の時代の中で作家としての道を切り開いていく姿を描く。

 加賀は85歳になった珠を演じ、珠の秘書・藤川優子(松たか子)と共に第1週から出演する。会見冒頭では、「85歳のヒロインです」とおちゃ目にあいさつして笑いを誘うと、「石橋さんが演じるヒロインがずっと頑張っているのに、なんで85歳が急に出てくるのかなって」と出演には迷いがあったと吐露。

 また、第1週だけでなく今後も出番はあるとし、「邪魔になるのが一番嫌で、見ている方も混乱しないのかなって。彼女がすごく悲惨な状況にある時に、能天気に暮らしてる私と松さんが出てくるっていうので、それで見ている方をホッとさせることができればいいなとは思いました」と率直な思いを明かした。

 さらに「宇野千代さんのような、自由闊達に生きた女性をヒロインに選ぶというNHKの判断が、中途半端にならないよう、しっかりと作ってほしいです。中途半端なきれいごとにしないことだけを心から祈っています」と制作陣にリクエスト。

 演じる石橋についても、「私はもともと石橋さんのファンなので、とにかく『ぶりっ子ヒロインはやるなよ』と。それだけは頼むねってお願いしてあります」と笑顔を見せ、「それに応えてくれてると思うので安心していますし、楽しみです。NHKって“ぶりっ子ヒロイン”が多いから、そういう面で闘ってほしいと思ってます」とエールを送った。

 そんな加賀が演じる85歳の珠について、石橋は「解き放ってくれます。『あ、こんなすてきな葉野珠になるんだ』と思って、ゴールとして見たら何も怖くないというか、どんな苦しみもどんな喜びも乗り越えられるぞという気分になりました」と勇気づけられたと明かし、「思いっきり背中を押してもらったような感覚で、これ以上の安心はないというぐらい、もう何も恐れるものはないと感じました」と感謝を伝えていた。

 会見には、国仲涼子、渡部篤郎、制作統括の村山峻平チーフ・プロデューサーも出席した。

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