ひかりんちょインタビュー 「校則を守っても個性って出せるよ」初のエッセイで10代にアドバイス

ティーンが憧れるスーパー女子高生・ひかりんちょ(16)が、初のエッセイ「ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい」(KADOKAWA)を11月7日に発売した。ミクチャ、TikTokなどの投稿で注目を浴び、“Z世代”と呼ばれる小中高生を中心に、SNSのフォロワー総数は100万人を超える。最近ではティーン最大のイベント「超十代」の応援大使や自動車メーカー「ダイハツ工業」の宣伝プロデュースなど、多方面で活躍。まさにネクストブレイクと呼ぶに相応しいひかりんちょの素顔に迫る全2回のインタビュー。前編は本を書くきっかけや母親について語ってもらったが、後編は本に書かれている学校生活での悩みや恋についてさらに詳しく聞いてみた。

ネットの世界に居場所を求めた中学生時代
ネットの世界に居場所を求めた中学生時代

ひかりんちょの素顔に迫る全2回・後編

 ティーンが憧れるスーパー女子高生・ひかりんちょ(16)が、初のエッセイ「ありのままの私を受け入れずに批判する奴には、心の中で中指立てればいい」(KADOKAWA)を11月7日に発売した。ミクチャ、TikTokなどの投稿で注目を浴び、“Z世代”と呼ばれる小中高生を中心に、SNSのフォロワー総数は100万人を超える。最近ではティーン最大のイベント「超十代」の応援大使や自動車メーカー「ダイハツ工業」の宣伝プロデュースなど、多方面で活躍。まさにネクストブレイクと呼ぶに相応しいひかりんちょの素顔に迫る全2回のインタビュー。前回はエッセイを書くきっかけや母親について語ってもらったが、後編は本の中身に触れながら、学校生活、そして恋の話について聞いた。

――中学校の途中から不登校になったと書かれていますが、なぜ学校に行けなくなったのですか?

「中学1年の頃、3年生が20人くらいで『ひかりんちょって誰?』って教室にやってきて、恐かったんだけど、逆にそれだけ有名になったって、ちょっと面白がっていたんです。でも下級生ができて、大声で『ひかりんちょー!』とか叫ばれたり、冷やかされることが多くなって、『なんで頑張ってるのに学校じゃ“珍しいもの扱い”なのか…』って。なんか居心地が悪くなっちゃって、学校に行かなくなったんです。そのときは、そんな人たちを仕事で見返してやろうと思っていたんですけど」

――なかなか中学校に行けなかったひかりんちょが、なぜ高校に進学しようと決めたんですか?

「中学が終わって、『やっぱり行っておけばよかったな』って後悔したんです。同窓会に呼ばれることもないし、ちょっと寂しくなっちゃって。だから高校からは後悔しないようにって仕事と両立で頑張ろうと思ったんです」

エッセイには自身の経験から、いじめや人間関係で悩む人たちへのアドバイスが多く書かれている
エッセイには自身の経験から、いじめや人間関係で悩む人たちへのアドバイスが多く書かれている

校則を守ってちょっとした部分でみんなと差をつけてみよう

――校則について書かれていたところも面白かったです。ひかりんちょは校則を守らない派かと思ったら、実は守る派だった。

「私自身100パーセント守れてはいなかったんですが、守っている子が大半じゃないですか。その中で、みんなが同じ土台、みんなが同じ制服、みんなが黒髪っていう中で、例えば小物や筆箱だったり、ハンカチだったり、どういう部分でみんなと差をつけるかっていう楽しみ方もあるんじゃないかなって。自分も筆箱を月ごと、学期ごとに変えたりして、例えばぬいぐるみっぽい筆箱だったり(笑)。あと髪の毛を縛るのが自由だったので、ヘア・アレンジとか、みんなと同じ土台の中でいかに自分を表現するかっていう楽しさも、すごいあったんじゃないかなって」

――いじめについてもひかりんちょの意見が書かれていましたね。

「陰口とか、受け取り方によってはいじめだし、やっぱりノリって結構怖いと思います。ほんとノリで『マジで〇〇』とか、言われちゃうような、いじられキャラの子っているんですけど、その場の空気を壊さないように我慢して、実は人一倍周りの気配りをしている子たちが、そういうことを言われる。だからすごい嫌だなって思います。自分も結構年上の方とお仕事をすることが多くて、『マジ馬鹿じゃん』、『マジブスじゃん』って冗談半分で言われることもあるんですけど、やっぱり『親しき仲にも礼儀あり』で、もうちょっと考えて言ってほしいなって思います」

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