大ブレイクのドンデコルテ、M-1準Vネタ“フレーズ”に葛藤「本当は嫌だった」 明かした漫才のこだわり「真逆をや っている」
お笑いコンビ・ドンデコルテの90分大型冠特番『人間、銀次。』が8月29日午後11時15分からスカパー!「映画・チャンネルNECO」で放送される。放送に先立って、ボケの渡辺銀次とツッコミの小橋共作が都内で番組取材会に出席。ブレイク後の変化や漫才へのこだわりを明かした。

90分大型冠特番『人間、銀次。』が放送
お笑いコンビ・ドンデコルテの90分大型冠特番『人間、銀次。』が8月29日午後11時15分からスカパー!「映画・チャンネルNECO」で放送される。放送に先立って、ボケの渡辺銀次とツッコミの小橋共作が都内で番組取材会に出席。ブレイク後の変化や漫才へのこだわりを明かした。
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結成7年目を迎えるドンデコルテは、昨年開催された漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』で準優勝。初の決勝進出で優勝まであと一歩のところまで迫り、その後はCM出演などが相次ぎ、大ブレイクを果たした。
相方の変化について問われた渡辺は「(小橋は)着るものとかはめちゃくちゃ変わりましたね。思った通りでした」とコメント。自身については「食べ物も変わってない。昨日も牛丼とかです。でも、ポテサラとか付けたりはしますね。あと、ワカメのみそ汁に豆腐を追加したりもします」と小さな変化を明かし、「時間かからず使えるものがそういうものしかない」と多忙を極めているとした。
また、住環境について小橋は「変わってない。引っ越し考えてたんですけど、初期費用とめんどくささを考えると意味ないなと。引っ越したら、その後の1か月間の休みを住民票の手続きとかに使わないといけないじゃないですか。なんでこんなしんどいことをやんないといけないんだって思ってきた。タワマンに憧れはありましたけど、めんどくささが勝った」とブレイク前と変わらぬ環境で過ごしていると語った。
番組は、仕事現場や日常生活への密着によって、ボケの渡辺による漫才へのこだわりや、「すべては漫才のために」という行き過ぎた行動の数々をフェイクドキュメンタリーとして描く。
渡辺は「タバコを吸うペースとかはリアルでしたね。地上波、キー局のテレビでは考えられないくらいタバコを映していいと聞いていて」と笑顔。「時代に逆行した番組かもしれません。それが面白いですね。逆ショート動画と言いますか。先にオチは言わないですし、どこが面白いかも見ている人が見つけるという感じですね」と満足げに出来栄えを語った。小橋も「僕がボケにノリながらのツッコミで、あんまツッコまないんですよ。だから、ちゃんと『これはボケなのか』と探してほしいですね」と見どころをアピールした。
明かした漫才へのこだわり「速さとかテンポでやってない」
取材会の最後には、渡辺の漫才へのこだわりが垣間見える場面があった。小橋は「(渡辺は)言葉をたくさん知っている。せっかく面白いくだりでも、ワードがお笑いで聞いたことある言葉だったりすると『ちょっと違う言葉ないかな』と探して、なかったらやめてしまう。分かりやすく言うと、『情緒不安定か』っていうツッコミを入れたら、めっちゃ面白いくだりができているのに、そのツッコミしかなかったらやめる」と表現。
渡辺は「若手とか見てると『どういうお笑い』って言っちゃう奴とかいるんですよ。それの真逆をやっています。絶対に言っちゃだめじゃないですか。その感覚はあります」と哲学を口にした。
M-1の決勝戦で披露したフレーズにも葛藤があった。「『なんか意味不明な自己啓発セミナーみたいになってるから』。あれもそれに入る言葉。本当は嫌だった。(直後の)『目覚めるな』のフリのために渋々採用したんです。“自己啓発”とか“講演”とか“セミナー”って言葉は最近お笑い芸人結構使ってるので嫌になっちゃいました」と吐露。
そして「速さとかテンポでやってない。重さでやってるので。軽くなるんですよ。聞いたことある言葉って。意味を咀嚼しないですっと分かる言葉は」と明かしたうえで、「何でもボケるタイプの芸人にはこの番組は向いていないですね。我々とはとても相性が良いですよ」と神妙に語っていた。
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