【RIZIN】キャリア危機のパッチー・ミックス「契約がまだ残っている」 CEOは会見で憤り…海外も注目「史上最大の失墜」

格闘技イベント「RIZIN.54」(東京・TOYOTA ARENA TOKYO/ABEMA PPVで全試合生中継)が11日、都内で行われた。前日計量で体重を大幅超過した、元Bellator世界バンタム級王者のパッチー・ミックス(32=米国)は、ベテランの佐藤将光(38=FightBase都立大)に0-3の判定で敗戦。試合後の会見では「急激な体調不良になっていた」と明かしたうえで、RIZINとの現行契約を全うする意志を強調した。

会見に登壇したパッチー・ミックス【写真:ENCOUNT編集部】
会見に登壇したパッチー・ミックス【写真:ENCOUNT編集部】

体重オーバーの背景を榊原CEO暴露「セコンドにも本当の数字を言っていなかった」

 格闘技イベント「RIZIN.54」(東京・TOYOTA ARENA TOKYO/ABEMA PPVで全試合生中継)が11日、都内で行われた。前日計量で体重を大幅超過した、元Bellator世界バンタム級王者のパッチー・ミックス(32=米国)は、ベテランの佐藤将光(38=FightBase都立大)に0-3の判定で敗戦。試合後の会見では「急激な体調不良になっていた」と明かしたうえで、RIZINとの現行契約を全うする意志を強調した。

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 元Bellator王者がキャリアの危機に立たされた。適正階級のバンタム級に階級を落とし、再起を狙った一戦だったが前日計量をまさかの大幅オーバー。ノーコンテストルールが採用された試合も、全盛期とは程遠いパフォーマンスで判定敗戦した。

“ザ・ウィザード”の通称で、世界屈指の試合巧者として知られていたミックス。かつては、Bellatorで堀口恭司にも勝利し、2025年には鳴り物入りでUFCと契約したが、わずか2試合でリリース。26年にRIZINと契約したが、デビュー戦で秋元強真に2R・KOで敗戦するなど厳しい戦いが続いていた。

 この日の試合後会見では「ファイトキャンプで、2~3週間前ぐらいに、腕の怪我をしてしまった。しばらく練習ができなくて、基本的には走ることしかできず、すごく足に負担がかかった」と怪我を負っていたことを告白。そのうえで「順調に(体重が)落ちてはいたが、大体64キロぐらいの時に体が急にシャットダウンというか、身動きが取れなくなった。うまく機能を失って、急激な体調不良になってしまった」と弁明した。

 そのうえで「RIZINとの契約がまだ残っている。とりあえずは契約をしっかり全うさせて、その上で次の自分のオプションを見直したい」と次戦以降の参戦も示唆した。

 榊原信行CEOは試合後の統括で「前日に水抜きをして十分クリアできると言っていた。確認するとセコンドにも本当の(体重の)数字は言っていなかったようだ」と驚きの告白。「容認できない」と語り「本当に醒めるので『絶対にオーバーできない』と訴えかけていきたい」と厳しく糾弾した。

 ミックスには海外メディアやファンも大きく注目。SNS上では「狂気の転落ぶりだ」「何が起きているんだ?」「MMA史上最大の失墜だ」といったコメントが並んでいた。

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