キスマイ15周年公演で感謝の40曲「ライブができることは当たり前じゃない」…終演後にドーム決定報告【ライブレポ】
Kis-My-Ft2がCDデビュー15周年記念日の10日、神奈川・横浜アリーナで「Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2026 fan IS ……」の神奈川公演初日を昼夜で開催した。同ツアーは、全国9都市28公演で約28.1万人を動員予定で、この日は毎月新曲リリース中の楽曲や定番曲を含む全40曲を披露した。通算12枚目となるオリジナル・アルバムの発売決定(10月28日)や東京・大阪でのドーム公演決定もサプライズ発表。ライブ衣装は玉森裕太、演出やセットリストは二階堂高嗣を中心に構成された。

衣装は玉森裕太、演出は二階堂高嗣
Kis-My-Ft2がCDデビュー15周年記念日の10日、神奈川・横浜アリーナで「Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2026 fan IS ……」の神奈川公演初日を昼夜で開催した。同ツアーは、全国9都市28公演で約28.1万人を動員予定で、この日は毎月新曲リリース中の楽曲や定番曲を含む全40曲を披露した。通算12枚目となるオリジナル・アルバムの発売決定(10月28日)や東京・大阪でのドーム公演決定もサプライズ発表。ライブ衣装は玉森裕太、演出やセットリストは二階堂高嗣を中心に構成された。(取材・文=幸田彩華)
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オープニング映像に、fan(ファン)くんが登場した。キスマイを見守り続けてきた「ファンの代表」とされる近未来的人型ロボットだ。そのfanくんが保管する記憶の中から、キスマイの軌跡がメインモニターに投影された。直後、巨大LEDモニターがガルウィングで大きく開き、メンバー6人が本ステージに登場。15周年ライブの幕が開けた。
『SCIENCE』では、ブルーのレーザーが飛び交う中、男性ダンサー8人とともにダイナミックなダンスを披露。『FOLLOW』では、すさまじい音玉とともに、炎の特効の中で6人が存在感を見せつけた。千賀健永の「最高に盛り上がっていこうぜ! Are you ready?」という掛け声で始まった『Keep it 100』では、せり上がるセンターステージで迫力あるパフォーマンスを繰り出した。
『Kiss魂』では、センターステージから花道へ移動し、アリーナトロッコに乗ってファンの近くへ。『C’monova』で6人が会場に散らばると、それぞれがリフターに乗って、スタンド席の目線まで上昇した。
今年実施中の連続配信曲で、テレビアニメ『MAO』のオープニングテーマでもある『HEARTLOUD』では、ミュージックビデオともリンクした赤を基調とした和の世界観で、楽曲の情緒や緊張感を表現した。『Rainy Days』では、雨をイメージしたLEDが光った。2サビで藤ヶ谷太輔が手を振り上げると、幻想的な“布”がメンバーの頭上を包み込む美しい光景が広がった。
グループ初の試みとして、観客のスマートフォンによるリアルタイム投票(インタラクティブモード)で披露曲を決める演出も行われた。3パターンの中から一番獲得票数が多い楽曲を歌唱するというもの。最も票を集めた『Endless road』のイントロが流れると大歓声。メンバーは代名詞であるローラースケートを履き、ステージを駆け抜けた。
続けて、多幸感あふれる『&Joy』や、TikTokで人気が再燃している『MU-CHU-DE 恋してる』を披露。最後にメンバー全員で一つのハートマークを作り、かわいくポーズを決めた。
MCではファンと水分補給の“乾杯”を行い、宮田俊哉があふれる思いを伝えた。
「皆さんがいなかったら僕らもステージに立つことはできません。15年という年月を歩み続けられるのも皆さんのおかげ。いつも感謝しています」
15年前のデビュー日を振り返りつつ、結成日の7月26日にリリースしたバースデーソング『HB2U』の歌唱直前には、大量のいちごと公式キャラクター・スクリーマーズがあしらわれたホールケーキが登場。メンバーも「え!?」「何、これ!」と驚く演出となり、ファンをバックに記念撮影が行われた。
宮田俊哉が伝えた思い
後半戦は、玉森が主演を務めているABCテレビ・テレビ朝日系連続ドラマ『マイ・フィクション』主題歌の『My Affection』からスタートした。優しくて、温かい感情が込められた楽曲でキスマイ史上、初週最高ダウンロード数2万4945DLを記録している。千賀健永が出演のテレビ東京系連続ドラマ『週末旅の極意3~結婚ってしなきゃいけないもの?~』のエンディングテーマ曲『夜の向こうへ』では、1980年代シティーポップを思わせるサウンドが広がった。
その後、ファッションショーをイメージする演出が始まった。玉森監修の衣装をまとい、メンバーがランウェイさながらのウォーキングを見せた。ベルトのバックルやチェーンといった、さまざまなパーツを装飾モチーフとして取り入れ、グループの統一感と一体感を両立しつつ、それぞれの個性が際立った。玉森は、二階堂の衣装について「多分、10キロ近くあるんじゃないか」と囲み取材で明かしていた。
本編ラストは二階堂監修の「キスマイ名物特効祭り」。『King King』の1曲だけで約1530発の炎と花火が打ち上がり、爆音とともに会場のボルテージは最高潮に達した。
アンコールでは、15周年のキックオフ作品で、メジャーデビューが告げられた2月12日の“茶封筒の日”に配信リリースした『UNISON』や、デビュー曲『Everybody Go』を歌唱。最後に宮田が「今日8月10日で15年目を迎え、16周年に向かっていきます。ライブができることは当たり前じゃない。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。みんなと俺たちで」と呼びかけた後、全員で「Kis-My-Ft2!」と叫び、心を一つにした。
約2時間30分の公演が終了した直後には、fanくんを通じ、観客へ一斉メールでドーム公演決定が知らされた。京セラドーム大阪は12月、東京ドームは2027年2月に開催予定。瞬間、大歓声が上がり、場内の興奮が続いた。
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