俳優の生田斗真が29日、都内のホテルで行われた「東京ドラマアウォード2020」に出席。「俺の話は長い」で主演男優賞と連続ドラマ部門優秀賞、「アメリカに負けなかった男～バカヤロー総理 吉田茂～」が単発ドラマ部門優秀賞、「いだてん～東京オリムピック噺～」が連続ドラマ部門グランプリに選出されるなど、関わった3作品で賞を総なめにした。

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　この日司会を務めた石坂浩二とはかつて親子役を演じたこともある生田。「うちの息子だったのに。立派に育って」と石坂から言われると、「またご一緒できたらうれしいです」と笑顔を浮かべた。

　ニートで無職という役どころには「自分ではそういう思いはなかったんですけど、家族とか友人からは素に近いんじゃないかとよく言われました。こんなに屁理屈多かったかなと思いましたけど」と告白した。

　生田の降壇後、石坂は「親子役で私が死にまして、彼が『パパ、パパ』と来るんですが何回やってもNGなんですよ」とかつての撮影を再現。「私死んでるシーンでだんだん眠くなって寝ちゃったんですよ。あとで、『お父さん、寝てませんでした？』って私、本番中寝てたって弱みをを握られてるんです」と貴重な撮影秘話を暴露した。