EXILE AKIRA、25周年のEXILEは「今が一番いい状態」 ソロ活動で表現した“むき出しの自分”
EXILE AKIRAは今年、アーティスト活動20周年を迎えた。パフォーマーとしての活動を軸に俳優、モデル、所属事務所LDHのアジア進出をけん引するなど、その活動は多岐に渡る。そんなAKIRAは7月6日、ソロ名義で初のデジタルEP『URBAN SAVAGE』をリリースした。さらにソロでのZeppツアー、EXILE25周年記念公演も控えている。この機に同EP、節目の年に懸ける思いを聞いた。

初のソロ曲『URBAN SAVAGE』をリリース
EXILE AKIRAは今年、アーティスト活動20周年を迎えた。パフォーマーとしての活動を軸に俳優、モデル、所属事務所LDHのアジア進出をけん引するなど、その活動は多岐に渡る。そんなAKIRAは7月6日、ソロ名義で初のデジタルEP『URBAN SAVAGE』をリリースした。さらにソロでのZeppツアー、EXILE25周年記念公演も控えている。この機に同EP、節目の年に懸ける思いを聞いた。(取材・文=大宮高史)
――タイトルの『URBAN SAVAGE』には、どんな意味を込めたのでしょうか。
「都会的なニュアンスの『URBAN』と、逆に原始的で野性味あふれるキーワードの『SAVAGE』。この相反する2つの言葉が、僕を形成する上で欠かせない要素でした」
――それぞれ、どのような要素でしょうか。
「EXILEとしての洗練されたパブリックイメージが、『URBAN』ですね。一方で一人の男としてのむき出しの自分を表現するならば、野性的な言葉がふさわしいのかなと感じました。僕の前半生を振り返ると、都会に憧れた少年時代でした。神奈川の大和市で生まれ、幼い頃に静岡県の磐田市に引っ越して。外でスポーツをやったり、田舎で育った磐田での日々が、僕の土台になっていると思います。それが、『SAVAGE』をコンセプトに選んだ理由です」
――そうしたルーツや経験をリード曲『SAVAGE』のサウンドや歌詞に、どのように込めたのでしょうか。
「小学生の頃に初めてロックバンドの音楽を聴いた時、音圧で殴られたようで、動悸がするほどの衝撃があったのを覚えています。それが原点になって、ドラムがリズミカルだったり、ギターのリフが印象的な曲が好きです。さらに、ヒップホップやミクスチャー・ロックといったジャンルも僕の人生に不可欠になりました。なので、ロックサウンドの中にラップをミックスして曲を作りました」
――2曲目の『Thrill Drive feat. F.HERO』では、タイのアーティストのF.HEROさんとコラボされています。
「ヒップホップの中でも、流行しているドリルの要素を取り入れました。僕が初めてロックを聴いた時の衝撃と、ドリルの重厚なサウンドが近いなと思って。F.HEROさんには、EXILE TRIBEのタイ進出の際にもお世話になって、『また、何かやりたいね』と話し合っていました。自分でトラックを作って仮歌を入れたデモを送ったら、即座にメールで『ファイヤー!』と返ってきました(笑)。F.HEROさんも『自分のバース(ラップパート)をくれ』と言ってくださって。境遇の近い者同士で、共鳴しながら曲作りができました」
――今作はF.HEROさん、MIYAVIさん、JAY’EDさんとコラボしています。この3人を迎えた理由は。
「全員、僕と同世代なんです。MIYAVIとJAY’EDは同い年ですし、F.HEROさんも1歳違いです。MIYAVIとは2年前、一緒に中国で『Call Me By Fire 4』という大型歌唱リアリティー番組に出て、5か月間寝食を共にしました。10畳足らずの部屋で共に過ごした本当の意味での戦友でもあります。彼が『AKIRAくんも歌っちゃいなよ』と勧めてくれたのもうれしくて、『NEW WORLD』ではMIYAVIのギターが入ることを想定してトラックを作りました。ミクスチャー・ロックの曲で、僕から見たMIYAVIの日頃のスタンスだったり、人生の価値観や未来への情熱、そして大切にしていきたい愛の形を詰め込ませていただきました。2人がそろうとアグレッシブに攻めたイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、我々にしか発せれないメッセージをもとに今回の世界観を作らせていただきました」
――JAY’EDさんと歌唱した『SUN feat. JAY’ED』は、他とは異なる温かな楽曲ですね。
「JAY’EDとも長らくの親友で、お互いに今は家族を持って父親になりました。太陽と子どもの『Son』とかけて、守るべきものがある男としての覚悟や、日常を温かく描きたかったです。だから、トラックよりもリリックを目立たせたファミリーソングにしました。MIYAVIもJAY’EDも、F.HEROさんも最前線で勝負しているので、『俺たち、もっとかましていこう』と連帯感がありました」

21年目の夢を明かす「武道館でソロコンサートを」
――7月からはソロでのZeppツアーを開催し、秋にはEXILE 25周年記念公演が控えていますが、抱負をお聞かせください。
「EXILEの歴史の中で、パフォーマーとしてステージに立っている時間は僕が最長になりました。EXILEに『タイムカード』があったら、僕が一番長いです(笑)。それくらいEXILEの全てを現場で見てきたので、25周年はその過去全てを超えようと思います。記念公演にはオリジナルメンバーであるMATSUさん、USA(Uの正式表記は上にウムラウト記号)さん、MAKIDAIさんも参加してくれます。さらに後輩たちも、人生の半分以上をEXILEの楽曲を聴いて育ってきたメンバーばかりです。25年間の中で今が一番いい状態だと思っていて、ファンの皆さまが『これぞEXILEだ』と確信できるものをお届けします」
――ソロツアーでは、どのようなステージを考えていますか。
「今回の新曲はもちろん、ライブステージで初披露される楽曲などもたくさんあります! また、僕を形成してきたのは紛れもなくEXILEでの時間ですので、僕自身が感じてきた青春のEXILEの楽曲を自分なりのエンターテインメントに落とし込んだスペシャルなステージングも用意しております。20年前、初めてEXILEのステージに立った日本武道館で、初めて自分を見たファンの皆さまが“こいつ魅力的だな”“こいつに期待してみようかな?”“こいつについて行ってみようかな!”と思ってくれてから20年。僕を応援してくださったファンの皆さまに、20年前のように、新たな刺激や衝撃を今もなおお届けしていきながら、感謝の気持ちを伝えて行けたらと思ってます」
――そして、2027年へと続くビジョンを教えてください。
「僕が加入して初めての日本武道館でTAKAHIROも加わって、EXILEの第2章も始まりました。だから僕の第2章のスタートも、日本武道館から始めたいという夢があります。来年の2027年6月6日には、21年目のスタートとして武道館でソロコンサートをやりたいですね。この6月からEXILE AKIRAとしての20周年イヤーを走りきって、来年からその第2章がスタートすると。実現できたら美しいストーリーなので、夢で終わらないよう(笑)、今からプレッシャーをかけていきます」
□EXILE AKIRA(あきら)1981年8月23日、神奈川県生まれ。EXILEのHIROに憧れて16歳からダンスを始める。2002年、クラブで踊っていたところを見ていたMAKIDAIとUSAに声を掛けられ、LDH入り。翌03年10月、EXPG東京校の立ち上げから運営を任される。その後、インストラクターを経て、06年にEXILEに加入。俳優としても多くの作品に出演し、舞台『レッドクリフ~愛~』(11年)、フジテレビ系連続ドラマ『GTO』(12年)などで主演を務めた。23年11月、LDH TAIWANのCEOに就任。
○EXILE AKIRA 20th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE TOUR “URBAN SAVAGE”
7月10日:Zepp Namba(OSAKA)
7月15日:Zepp DiverCity(TOKYO)
7月21日:Zepp Nagoya
8月8日、9日:CLAPPER STUDIO TAIPEI
○“EXILE 25th ANNIVERSARY BEST LIVE”~LDH PERFECT YEAR 2026~
11月14日、15日:埼玉・ベルーナドーム
12月5日、6日:大阪・京セラドーム大阪
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