映画「STAND BY ME ドラえもん 2」完成報告会が29日、都内のホテルで行われた。大人のび太役の妻夫木聡、おばあちゃん役の宮本信子、八木竜一監督、山崎貴監督、羽鳥慎一アナウンサーが登壇し、映画の見どころを語った。

　今作は、八木監督と山崎脚本・共同監督による「ドラえもん」3DCGアニメ第2弾で、原作でも特に人気の高い「おばあちゃんのおもいで」エピソードを中心に再構築。「のび太の結婚前夜」の翌日である結婚式当日を舞台に、まだ誰もみたことがない「のび太としずかの結婚式」を描く。

　ドラえもんの“ひみつ道具”入れかえロープ役で声優に挑戦した羽鳥アナは、八木監督、山崎監督に「自分のロープ役はどうでしたか」と逆質問。山崎監督から「素晴らしいロープっぷり」「メカと心のあるものの中間くらいが良かった。ちょうどいい無責任なロープ」と絶賛され、八木監督からも「エフェクトを結構かけたが、羽鳥さんらしさが残っていい味付けになった」とその奮闘に太鼓判を押され、照れ笑いを浮かべる場面もあった。

　前作の「STAND BY ME ドラえもん」は大人も泣ける感動ストーリーが“ドラ泣き”として話題を呼び、興行収入は83.8億円を突破し大ヒット。羽鳥アナは「今回は“のび泣き”。(内容を)全部言いたい！」とうずうずしている様子だった。

「STAND BY ME ドラえもん 2」は11月20日に全国ロードショーされる。