ミッツ・マングローブ、美輪明宏さんから会うたびに告げられていた言葉明かす「ちゃんと“化け物”やってるわね」
タレントのミッツ・マングローブが29日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に出演。20日に老衰のため91歳で死去したことがわかった歌手で俳優の美輪明宏(みわ・あきひろ、本名・丸山明宏=まるやま・あきひろ)さんを追悼した。

美輪明宏さんを追悼「カミングアウトの先駆者」
タレントのミッツ・マングローブが29日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に出演。20日に老衰のため91歳で死去したことがわかった歌手で俳優の美輪明宏(みわ・あきひろ、本名・丸山明宏=まるやま・あきひろ)さんを追悼した。
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MCの青木源太アナウンサーから「ミッツさんにとってはどういった存在ですか?」と問われたミッツは、「これはね、なかなか一言では言い表せないんですけども、美輪さんを意識しないようにしてても、絶対にどっかで意識してしまう、それくらいの偉大な存在で。私らみたいな“界隈”の人間は、どこかでやっぱり常に美輪明宏っていう存在があって。もちろん、リスペクトもあれば、愛情もあれば、ゆがんだ愛情もあれば」と思いを明かした。
ミッツは「テレビの仕事するようになったり、舞台に立つようになったときに、美輪さん的なところを目指してしまうと、美輪さんでしかなくなってしまうし、美輪さんは超えられないので。私はあえて違うところでやってきたんです。それも美輪さんは見ててくださった」と振り返った。月曜レギュラーのハイヒール・リンゴが「ええ意味でも悪い意味でも、美輪さんが開けた扉ってことですよね?」と尋ねると、ミッツは「私たちみたいなのって、どんな時代に出て来ても“パイオニア”って言われるんですけど、パイオニア中のパイオニア、第一人者がやっぱり美輪明宏さんだったんですね」と説明した。
青木アナから「直接の親交というのは?」と聞かれると、ミッツは「何度か共演もさせていただきましたし、楽屋なんかで会うと、おしゃべりしたこともあるんですよ。『世の中を生き抜くための通行手形は愛だ』ってよくおっしゃってて。世の中が理解できないものは全部『化け物』になる。『(そう)とらえろ』(って)。『だからあなたは何ものかって聞かれたら“化け物”と答えればいいのよ』って。会うたんびに『ああ、あんたちゃんと“化け物”やってるわね』って言ってもらえるのが、私、うれしかったです」と笑顔で打ち明けた。「私は真っすぐにストレートに“美輪さん、リスペクト”っていうのを表さない後輩だったんで、『かわいく思われてないかな?』と思ったけど、ちゃんと主観と俯瞰で常に見ててくださって、『こないだのあの服良かったよ』とか言ってくださる」と話した。
長崎出身で原爆も体験した美輪さんについて、ミッツは「愛って言うものに対しての強いこだわりはあったと思うんですけど、新宿二丁目の飲み屋って、宗教の話と、政治の話と、美輪明宏の話はご法度なんです、なぜかというと答えが出ないからなんです」と明かし「それぐらいみんな熱くなっちゃうし、正解もないし」と続けた。
また、1950年代の同性愛に対する考え方について、ミッツは「(現在と)全然違いますし、公表するってなると、イコール大げさな話、社会から抹殺されてしまう可能性もあるぐらい偏見、差別がある中で、『自分が公表することで何か道が開けるんじゃないか』って美輪さん当時、思ったんですって。美輪さん自身も『リスクありますよ』って周りに言われても、『それがどうしたの』って。でもやっぱり覚悟はいったと思うんですよね。そういう意味でもカミングアウトの先駆者でもありますし」と語った。
さらに、「それ以外にも音楽家、俳優、エンターテイナーとしての美輪明宏っていうものを、後世もちゃんと見ていくべき、聞いていくべきだと思うんで。『ヨイトマケの唄』なんて言うのは、65年に作詞・作曲ってシンガー・ソングライターの先駆けなんです。自作自演で歌を歌うっていう、今でいうアーティストってほとんどいない時代。そういう意味では本当にいろんあところを開拓した方です」と偉大な功績を称賛した。
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