蒼井優、『ガス人間』で新境地 見えない相手との芝居は「本当に貴重な経験でした」
俳優の蒼井優が29日、都内で行われたNetflixシリーズ『ガス人間』(7月2日配信スタート、片山慎三監督)の配信記念イベントに、小栗旬、広瀬すず、林遣都、UTA、竹野内豊、エグゼクティブプロデューサー・脚本を務めるヨン・サンホ氏、片山監督とともに登壇。撮影を振り返った。

小栗旬と23年ぶり共演 “ガス人間”に立ち向かう刑事と記者役
俳優の蒼井優が29日、都内で行われたNetflixシリーズ『ガス人間』(7月2日配信スタート、片山慎三監督)の配信記念イベントに、小栗旬、広瀬すず、林遣都、UTA、竹野内豊、エグゼクティブプロデューサー・脚本を務めるヨン・サンホ氏、片山監督とともに登壇。撮影を振り返った。
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同作は、東宝の伝説的特撮映画『ガス人間第一号』(1960年)を、東宝とNetflixの初タッグで全8話の完全オリジナルストーリーとしてリブートするもの。劇場型の連続予告殺人を仕掛ける“ガス人間”に立ち向かう刑事・岡本賢治を小栗、報道記者・甲野京子を蒼井が演じる。小栗と蒼井の共演は23年ぶりとなる。
さらに、オカルト/都市伝説系チャンネルを運営する配信者の兄妹・藤川華歩役を広瀬、藤川富士太役を林、元ヤクザの上場企業社長・森靖利役を竹野内が担当。突如として出現し、日本を震撼させるガス人間役には、本作が演技初挑戦で俳優デビューとなるUTAを抜てきした。
小栗は、自身が演じた岡本賢治について「少し正義感はあるんですが、ちょっと抜けているようなところもあったりして」と紹介。刑事という立場で事件を追いかける役どころだが「僕らが刑事として追いかけている事件よりも、物事は先に進んでいるので、賢治はいつもたどり着いたときには事件が終わってしまっていることがある」と説明した。
警察が得られる情報だけでは1歩遅れてしまうところも、役の面白さにつながっているようで「毎回たどり着けない刑事というところは面白いと思う。人間味が出ているなと思います」と語った。
一方、蒼井が演じる甲野京子は、強い正義感を持つ報道記者。蒼井は「日常を送る中で、ガス人間というとんでもないものが生まれ、そこから揺るぎない正義感で、ちょっと型破りで、何があっても真実を暴いていく」と役柄を説明した。これまでの自身にはあまりなかったタイプの役でもあったという。「私はあまり強い役の経験がないので、その集中力を8か月保ちながらやるのは、私にとってはものすごく勉強になることでした」と振り返った。
本作では、ガス人間という実体のない存在と対峙する場面も多く、撮影時は俳優たちは実際にはその場にいないガス人間をイメージしながら芝居を行った。蒼井は「VFX(視覚効果)は、まったくなじみのないものだった」と明かし、「見えないものを想像しながらお芝居するって、やったことがなかった」と率直に語った。
それでも、長期にわたる撮影の中で、スタッフやキャストの間に共通のイメージが生まれていったという。「8か月やると、明らかにスタッフさんも私もまったく同じものが見えているなという感覚になれて、それも新境地で、幸せな時間でした」と充実感をにじませた。
司会から「見えないものが見えてくるんですね」と水を向けられると、蒼井は「8か月やっているとその域までいけて、本当に貴重な経験でした」とかみしめていた。
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