前説芸人・はりけ~んず、島田紳助の残酷な名言を告白 M-1出場できず「売れるチャンスも辞めるチャンスも無くなったな」

吉本興業のベテラン漫才コンビ・はりけ~んず(前田登・新井義幸)が19日、初の自伝的エッセイ本『前説芸人‐主役になれなくても腐らずにしぶとく生きていく‐』(6月26日発売、ヨシモトブックス)の合同取材会に出席した。

合同取材会に出席したはりけ~んず・前田登(左)と新井義幸【写真:ENCOUNT編集部】
合同取材会に出席したはりけ~んず・前田登(左)と新井義幸【写真:ENCOUNT編集部】

『開運!なんでも鑑定団』、M-1グランプリ予選の前説MCを務める

 吉本興業のベテラン漫才コンビ・はりけ~んず(前田登・新井義幸)が19日、初の自伝的エッセイ本『前説芸人‐主役になれなくても腐らずにしぶとく生きていく‐』(6月26日発売、ヨシモトブックス)の合同取材会に出席した。

 テレビ東京の長寿番組『開運!なんでも鑑定団』の前説を30年以上務め、M-1グランプリの予選MCとして数多の芸人の人生が変わる瞬間を見届け、コンビ歴36年目のはりけ~んずは、「劇場番長」、「前説の神様」として、主役の影で誰よりも舞台を支え続けてきた歴史がある。本著は、「主役になれなくても、泥臭く自分の居場所を守り抜く」という、全ビジネスパーソンや現代を生きる人々の胸に刺さる生き様が詰まった一冊となっている。

 デビュー当時から大きな賞レースに縁のなかったはりけ~んずは、2025年にフジテレビ系『THE SECOND~漫才トーナメント~』でベスト4という結果を残し、ブレイクのチャンスをつかんだ。前田はM-1グランプリの第1回大会が開催された2001年を振り返り、「(島田)紳助さんの番組の前説もやらせていただいていて、M-1ができる時に『お前らチャンスがくるぞ』と言われたんです。で、蓋開けてルールを見たら結成10年まで。その時、僕らは結成11年目。そして紳助さんの伝説の言葉『売れるチャンスも辞めるチャンスも無くなったな』と(言われました)」と残酷な名言を告白。新井は「紳助さんは『M-1で決勝まで行かないと、もう辞めた方がいい。そのための大会でもある』と言っていた。僕らは売れるチャンスも辞めるチャンスも無かったんです」と話した。

 賞レースのMC、前説で心がけてきたことを聞くと、前田は「まずお客さんを明るくして、芸人をやりやすくする。あとは、ネタと被るようなことはMCで絶対に言わない。時事ネタは使う人がいる。変わった芸名も、その名前で掴みがあるかもしれないので、そこも絶対にイジったらあかん」と回答。新井は「これは自分たちで決めた制約ですね」と前説芸人ならではのこだわりを明かした。

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