向井理、製薬会社の営業・MR役に WOWOW初監督が驚愕「膨大な医薬品のセリフを完璧にこなす」
俳優の向井理が今秋放送・配信スタートするWOWOWの『連続ドラマW MR -医薬情報担当者-』(全5話)に主演することが、11日に発表された。監督はWOWOWドラマ初監督となる金井紘氏が務める。

作家・医師の久坂部羊氏による小説を実写化
俳優の向井理が今秋放送・配信スタートするWOWOWの『連続ドラマW MR -医薬情報担当者-』(全5話)に主演することが、11日に発表された。監督はWOWOWドラマ初監督となる金井紘氏が務める。
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本作は、医師や薬剤師などの医療従事者を訪問し、医療用医薬品の情報を提供、収集して適正使用を推進する製薬会社のいわば営業職・MR(=Medical Representative)を主人公に、医療現場と製薬業界の裏側、そして命に向き合う人々の葛藤を描いた新たな医療ドラマ。
原作は、作家・医師として活躍する医療ミステリーの名手・久坂部羊氏による小説『MR』。公開中の映画『廃用身』も話題を集める久坂部作品のWOWOWでの映像化は、医療ミスをテーマに現代医療の闇を暴き出す衝撃のサスペンス『ドラマW 第三のミス~まず石を投げよ~』(2009年)、“終末期医療における安楽死の是非”という重大な社会問題を真正面から取り上げた『連続ドラマW 神の手』(19年)に続き3作目となる。
向井が演じるのは、患者、医師、製薬会社の狭間で揺れ動きながら、“患者ファースト”という自らの信念を貫こうとするMR・紀尾中正樹。自社の新薬のために奔走する中、外資系ライバル企業による妨害や不正疑惑など、巨大な医療ビジネスの渦に巻き込まれ、やがて自身の過去と向き合いながら、社内とも対立していくことに。売上至上主義の業界構造と現実の狭間で葛藤しながらも、冷静な判断力と熱い信念を併せ持つ難役に挑む。
向井理「非常にデリケートな題材」
出演者や原作者、監督のコメントは下記の通り。
○向井理
――本作のオファーを受けた際のお気持ち
「非常にデリケートな題材だと思いました。MRという職業はあまり世間に知られていないかもしれませんが、私の大学時代の同期の多くがMRに就いていました。だからこそ、その重要性や職業上の秘匿性は理解しているつもりです。大学時代の経験が少しでも生きればなと、少し運命めいたものを感じました」
――脚本を読まれた際のご感想
「ドラマチックな部分や感情的な部分、話の展開などとてもスピード感がありました。ただ、やはり薬害問題などセンシティブなことが多いので、演じる上でも細心の注意が必要と思いました」
――今回演じられた紀尾中正樹という役について役作りで心がけたことや、撮影を終えての感想・撮影現場の印象
「あまり感情を表に出さず、淡々と目の前の仕事に取り組む人のイメージと、過去の出来事に向き合う際の少しのギャップを意識しました。プライベートなシーンがほとんどなく、何を考えているのかわかりづらい。でもMRという職業に対する内なる情熱は人一倍あるキャラクターだと思います。現場は、シリアスな作品とは裏腹に、笑いの絶えない現場でした。監督も久し振りに仕事をする方でしたし、撮影初期からコミュニケーションが取れる現場でした」
――視聴者の皆様へメッセージ
「
難しい専門用語や展開もありますが、今どういう状況なのか。それが伝わるお芝居を心がけたつもりです。あまりなじみのない職業かもしれませんが、MRがいることで多くの命が救われていることも事実です。医療を影で支える新たな医療モノを、ぜひご覧ください」
○原作者:久坂部羊氏
――『MR』がWOWOWでドラマ化されることについてのお気持ち
「小説『MR』は製薬業界の光と影を描いた作品で、自分としては珍しくドラマチックなプロットになっていると思います。広告収入の関係で民放ではドラマ化が難しいとされていたので、WOWOWさんで実現していただき、うれしく存じます(『第三のミス』『神の手』に続いて3作目ですね。感謝です)」
――主演の向井理さんについての印象や期待したいポイント
「主役の紀尾中は、正義感が強く、機転も利き、忍耐強くて部下思いという設定です。配役が向井理さんと聞き、そして大学で遺伝子工学を学ばれていたと知って、まさにピッタリだと思いました。朝ドラ『ゲゲゲの女房』で、私が敬愛する水木しげるさん役をされたときから大注目していたので、縁を感じ、とてもうれしいです」
――視聴者の皆様へメッセージ
「MR=製薬業界の営業マンは、自分で患者さんに薬を売ることができず、また、病気が治ってしまうと薬が売れないなどのジレンマを抱えています。自社の薬より他社の薬のほうがよく効く場合も同様です。そんな中で患者さんのためを思い、医者の横暴にも耐えて奮闘するMRたちの姿を知ってもらえればうれしいです」
○金井紘監督
――本作をWOWOWでドラマ化するにあたっての意気込み
「医療ドラマは数多くあれど、これまで大きく扱われることのなかった「MR」という職業。原作を拝読した際、医療現場の水面下で奮闘、葛藤するその姿に強い尊敬の念を抱きました。『MR』の仕事が多くの人に伝わり、そしてまた純粋にエンタメとして楽しんでいただける作品にできたらなと思います」
――主演の向井理さんについての印象
「耳なじみのない膨大な医薬品のセリフを完璧にこなす向井さんに、スタッフ、キャスト一同圧倒されていました。裏での準備にかなりのカロリーを要したはずですが、そんな様子は一切現場に見せないその佇まいは、冷静で知的、そして常に患者ファーストな主人公・紀尾中そのものでした」
――視聴者の皆様へメッセージ
「単なるお仕事ドラマではなく、それぞれの正義や信念、思惑が絡み合うヒューマンドラマとなっています。『薬』という私たちの身近にあるものの先で、何が起きているのか。地上波では触れられない医療業界の闇にも切り込む、WOWOWらしい硬派なサスペンスドラマとなっています。楽しんでいただけたらうれしいです」
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