佐藤二朗、俳優を「38回くらい諦めた」 支えになった存在は「もちろん妻」と感謝

俳優の佐藤二朗が10日、都内で行われた映画『名無し』(公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつに、主題歌を担当するラッパーでシンガー・ソングライターのNovel Coreと共に登壇した。

イベントに登壇した佐藤二朗【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した佐藤二朗【写真:ENCOUNT編集部】

『名無し』大ヒット御礼舞台あいさつ

 俳優の佐藤二朗が10日、都内で行われた映画『名無し』(公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつに、主題歌を担当するラッパーでシンガー・ソングライターのNovel Coreと共に登壇した。

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 本作は、佐藤が原作・脚本・主演を務めたサイコバイオレンス作品。数奇な運命を背負い、“名前のない怪物”と化した男の狂気と絶望を描く。監督・共同脚本を城定秀夫氏が務め、第49回日本アカデミー賞・最優秀助演男優賞受賞をはじめ映画賞を席巻している佐藤が数奇な運命を背負った“異能”の男・山田太郎を演じ、口コミで“今年最も危険な邦画”として反響を呼んでいる。

 上映後に登場した佐藤が「大丈夫ですよ。私、触っても大丈夫ですからね」と主人公・山田太郎の特性に絡めて声をかけると、会場は温かな笑いに包まれた。続いて、本作のイベント初登壇となったNovel Coreは、「人生初舞台あいさつ」で緊張していると語った。

 同作は、上映館が少ないながら口コミでヒット。司会者から興行収入が「2億5000万円を突破しました」と明かされると、会場からは歓声が上がった。

 佐藤は、作品にぴったりな楽曲を制作したNovel Coreを絶賛。映画の世界観に深く共鳴し主題歌『名前』を書き下ろしたNovel Coreは、脚本を読むたびに多くのポイントにインパクトを受けたと言い、「『これが正解』と言いきらないような楽曲にしたかった」と解説した。

 佐藤は、最初に曲を聞いた時のことを振り返り、「ららら」で歌われたデモテープが、「あまりにも世界観に合っているから、プロデューサーと『ら』のままでいいんじゃないか」と意気投合したと明かす。しかし、歌詞の入った仕上がりを聞いて「プロってすげーな」と感動したという。また、Novel Coreの本名は佐竹太朗とあって、2人が「太朗と二朗」と盛り上がる場面もあった。

 さらに作品にちなみ「人生で諦めてしまったエピソード」についてもトークを展開。佐藤は「38回くらい役者になるのを諦めた経験がある。諦めすぎだと思う」と自虐し、それでも支え続けてくれた存在として「もちろん妻ですよ」と言い、会場から歓声が。「今のところ使ってくださいね(笑)」と愛妻家エピソードをさく裂させた。

 一方、Novel Coreは中学時代に「漫画家を目指していた」と告白。佐藤に多才さを指摘されると、テニスプレイヤーやバスケットボール選手など、さまざまなものを目指していたと明かした。

 イベントの最後には、Novel Coreが「この作品、二朗さんに次いでファンの自信があります。作品とともに楽曲『名前』も聞いていただけたら」と話し、佐藤は「エンドロールが終わるまで立つ人がいない。素晴らしい楽曲で、僕はNovel Coreさんに次ぐ『名前』のファンです」と、互いの作品をアピールした。

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